10.142 __sqrt コンパイラ組み込み関数

このコンパイラ組み込み関数を使用して、コンパイラによって生成される命令ストリームに VFP VSQRT 命令を挿入します。コンパイラ組み込み関数を使用すると、C または C++ コード内に含まれる倍精度浮動小数点値の平方根を取得できます。

__sqrt コンパイラ組み込み関数は、標準 C ライブラリ関数 sqrt() と似ています。__fabs への呼び出しが、 __sqrt への呼び出しが VFP コプロセッサを装備した ARM アーキテクチャベースプロセッサのシングル、インライン、マシン命令へのコンパイルが保証されているという点で標準ライブラリ関数と異なります。

構文

double __sqrt(double val )
各項目には以下の意味があります。
val
倍精度浮動小数点値を指定します。

戻り値

__sqrt コンパイラ組み込み関数を使用すると、 val の絶対値を double として返します。

エラー

VFP コプロセッサを装備していないターゲット向けにコンパイルされる場合、コンパイラは __sqrt コンパイラ組み込み関数を認識しません。使用されたソース言語に応じて、コンパイラは、警告またはエラーを生成します。
  • C コード:警告:#223-D:関数 "__sqrt" が暗黙に宣言されています
  • C++ コードの場合:エラー:#20:識別子 "__sqrt" が定義されていません
関連する参考文書
10.143 __sqrtf コンパイラ組み込み関数
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