12.5 __qadd16 コンパイラ組み込み関数

このコンパイラ組み込み関数を使用して、コンパイラによって生成される命令ストリームに QADD16 命令を挿入します。

2 つの 16 ビット整数の加算を並列に実行し、その結果を 16 ビット符号付き整数範囲 -215 ≤ x ≤ 215 - 1 にサチュレートすることができます。

構文

unsigned int __qadd16(unsigned int val1 , unsigned int val2 )
各項目には以下の意味があります。
val1
第 1 の加数となる 2 つの 16 ビット値を保持します。
val2
第 2 の加数となる 2 つの 16 ビット値を保持します。

戻り値

__qadd16 コンパイラ組み込み関数は、以下を返します。
  • 下位ハーフワードを加算し、サチュレートした結果が、戻り値の下位ハーフワードに格納されます。
  • 上位ハーフワードを加算し、サチュレートした結果が、戻り値の上位ハーフワードに格納されます。
返された結果は、16 ビット符号付き整数範囲 -215 ≤ x ≤ 215 - 1 にサチュレートされます。

unsigned int add_halfwords(unsigned int val1, unsigned int val2)
{  
    unsigned int res;
    res = __qadd16(val1, val2); /* res[15:0] = val1[15:0] + val2[15:0]
                                   res[16:31] = val1[31:16] + val2[31:16]
                                 */
    return res;
}
関連する参考文書
10.153 ARMv6 SIMD コンパイラ組み込み関数
関連情報
QADD16
サチュレート命令
ARM 命令と Thumb 命令の概要
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