12.18 __shsax コンパイラ組み込み関数

このコンパイラ組み込み関数を使用して、コンパイラによって生成される命令ストリームに SHSAX 命令を挿入します。

一方のオペランドの 2 つのハーフワードを交換した上で、符号付き 16 ビット整数の減算と符号付き 16 ビットの加算を実行し、それぞれの結果を半分にすることができます。

構文

unsigned int __shsax(unsigned int val1 , unsigned int val2 )
各項目には以下の意味があります。
val1
第 1 オペランドとなるハーフワードを保持します。
val2
第 2 オペランドとなるハーフワードを保持します。

戻り値

__shsax コンパイラ組み込み関数は、以下を返します。
  • 第 1 オペランドの下位ハーフワードと第 2 オペランドの上位ハーフワードを加算し、半分にした結果が、戻り値の下位ハーフワードに格納されます。
  • 第 1 オペランドの上位ハーフワードから第 2 オペランドの下位ハーフワードを減算し、半分にした結果が、戻り値の上位ハーフワードに格納されます。

unsigned int exchange_subtract_add_halve(unsigned int val1, unsigned int val2)
{
    unsigned int res;
    res = __shsax(val1,val2); /* res[15:0] = (val1[15:0] + val2[31:16]) >> 1
                                 res[31:16] = (val1[31:16] - val2[15:0]) >> 1
                               */
    return res;
}
関連する参考文書
10.153 ARMv6 SIMD コンパイラ組み込み関数
関連情報
SHSAX
ARM 命令と Thumb 命令の概要
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