12.44 __uhasx コンパイラ組み込み関数

このコンパイラ組み込み関数を使用して、コンパイラによって生成される命令ストリームに UHASX 命令を挿入します。

第 2 オペランドのハーフワードを交換した上で、上位ハーフワードの加算と下位ハーフワードの減算を実行し、その結果を半分にすることができます。

構文

unsigned int __uhasx(unsigned int val1 , unsigned int val2 )
各項目には以下の意味があります。
val1
減算用の第 1 オペランドを下位ハーフワードに、加算用の第 1 オペランドを上位ハーフワードに保持します。
val2
減算用の第 2 オペランドを上位ハーフワードに、加算用の第 2 オペランドを下位ハーフワードに保持します。

戻り値

__uhasx コンパイラ組み込み関数は、以下を返します。
  • 第 1 オペランドの下位ハーフワードから第 2 オペランドの上位ハーフワードを減算し、半分にした結果。
  • 第 1 オペランドの上位ハーフワードと第 2 オペランドの下位ハーフワードを加算し、半分にした結果。

unsigned int exchange_add_subtract(unsigned int val1, unsigned int val2)
{
    unsigned int res;
    res = __uhasx(val1,val2); /* res[15:0] = (val1[15:0] - val2[31:16]) >> 1
                                 res[31:16] = (val1[31:16] + val2[15:0]) >> 1
                                */
    return res;
}
関連する参考文書
10.153 ARMv6 SIMD コンパイラ組み込み関数
関連情報
UHASX
ARM 命令と Thumb 命令の概要
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