12.50 __uqasx コンパイラ組み込み関数

このコンパイラ組み込み関数を使用して、コンパイラによって生成される命令ストリームに UQASX 命令を挿入します。

第 2 オペランドのハーフワードを交換した上で、符号なし 16 ビット整数の加算と符号なし 16 ビットの減算を実行し、それぞれの結果を 16 ビット符号なし整数範囲0 ≤ x ≤ 216 - 1 にサチュレートすることができます。

構文

unsigned int __uqasx(unsigned int val1 , unsigned int val2 )
各項目には以下の意味があります。
val1
第 1 オペランドとなる 2 つのハーフワード値を保持します。
val2
第 2 オペランドとなる 2 つのハーフワード値を保持します。

戻り値

__uqasx コンパイラ組み込み関数は、以下を返します。
  • 第 1 オペランドの下位ハーフワードから第 2 オペランドの上位ハーフワードを減算した結果が、戻り値の下位ハーフワードに格納されます。
  • 第 1 オペランドの上位ハーフワードから第 2 オペランドの下位ハーフワードを減算した結果が、戻り値の上位ハーフワードに格納されます。
結果は、16 ビット符号なし整数範囲 0 ≤ x ≤ 216 - 1 にサチュレートされます。

unsigned int exchange_add_subtract(unsigned int val1, unsigned int val2)
{
    unsigned int res;
    res = __uqasx(val1,val2); /* res[15:0] = val1[15:0] - val2[31:16]
                                 res[31:16] = val1[31:16] + val2[15:0]
                               */
    return res;
}
関連する参考文書
10.153 ARMv6 SIMD コンパイラ組み込み関数
関連情報
UQASX
ARM 命令と Thumb 命令の概要
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