コンパイラによって生成される診断メッセージには、以下の形式が使用されます。
source-file, line-number
: severity
: error-code
: explanation
severity
には以下のいずれかを指定できます。
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空白
-
severity が空白の場合、これは注釈であるため、一般的な C または C++ の用法であることを示します。ただし、場合によっては特殊な用法の場合もあります。デフォルトでは、注釈は表示されません。注釈メッセージを表示するには、--remarks
オプションを使用します。コンパイルは続行されます。
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警告
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問題を引き起こす可能性がある異常がコード内にあることを示します。コンパイルは続行されます。
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エラー
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コンパイルが停止する原因となる問題があることを示します。例えば、C 言語または C++ 言語の構文規則または意味上の規則に違反していることを示します。
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内部エラー
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コンパイラで内部的な問題が発生していることを示します。購入元にお問い合わせ下さい。
使用にあたっては、以下のような点に注意して下さい。
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error-code
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エラーの種類を識別するための値です。
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explanation
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エラーの内容を示すテキストです。