18.35 ベクタのキャスト操作用 NEON 組み込み関数

状況によっては、ベクタをそのままの値で、異なる型と見なして扱うことが必要になる場合があります。そのような場合に変換を実行するためのコンパイラ組み込み関数のセットが用意されています。

構文

vreinterpret{q}_ dsttype _ srctype
各項目には以下の意味があります。
q
128 ビットベクタに対して変換を実行することを表します。名前にこれが含まれない場合は、64 ビットベクタに対して変換を実行します。
dsttype
変換先の型を表します。
srctype
変換元の型を表します。

例 18-1 例

以下のコンパイラ組み込み関数は、4 つの符号付き 16 ビット整数を持つベクタを、4 つの符号無し整数を持つベクタに変換します。
uint16x4_t vreinterpret_u16_s16(int16x4_t a);
以下のコンパイラ組み込み関数は、4 つの 32 ビット浮動小数点整数を持つベクタを、4 つの符号付き整数を持つベクタに変換します。
int8x16_t vreinterpretq_s8_f32(float32x4_t a);
これらの変換では、ベクタによって表現されるビットパターンは変わりません。
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