本書について

ARM® コンパイラ『armcc ユーザガイド』。このマニュアルでは、 ARM コンパイラである armcc に関するユーザ情報を提供します。armcc は、標準 C および標準 C++ のソースコードを ARM アーキテクチャベースプロセッサのマシンコードにコンパイルする、最適化 C および C++ コンパイラです。PDF 形式でも入手できます。

本書の構成

本書は以下の章から構成されています。
章 1 コンパイラの概要

ARM コンパイラ、ARM コンパイラでサポートされる言語と拡張機能、および提供されるライブラリの概要について説明します。

章 2 コンパイラの使い方

一般的な ARM コンパイラコマンドラインオプションについて説明します。

章 3 NEON ベクトル化コンパイラの使用

NEON™ ユニットと、自動ベクトル化機能の利用方法について説明します。

章 4 コンパイラの機能

コンパイラの ARM 固有の機能の概要について説明します。

章 5 コンパイラのコーディング慣行

C および C++ ソースコードの移植性、効率性、および堅牢性の向上に役立つプログラミング技術と方法について説明します。

章 6 コンパイラ診断メッセージ

コンパイラ診断メッセージの形式と、コンパイル中の出力の制御方法について説明します。

章 7 ARM コンパイラのインラインアセンブラと組み込みアセンブラの使用

ARM コンパイラ armcc の最適化インラインアセンブラと非最適化組み込みアセンブラについて説明します。

章 8 コンパイラのコマンドラインオプション

armcc コンパイラコマンドラインオプションについて説明します。

章 9 言語拡張機能

コンパイラがサポートしている言語拡張機能について説明します。

章 10 コンパイラ固有の機能

C および C++ 標準規格の ARM 拡張機能、ARM 特有のプラグマと組み込み関数、および事前定義のマクロを含むコンパイラ特有の機能について説明します。

章 11 C および C++ の実装に関する詳細

コンパイラ用言語の実装の詳細について説明します。一部の言語の実装の詳細には、C と C++ の両方に共通しているものと C++ 固有のものがあります。

章 12 ARMv6 SIMD 命令のコンパイラ組み込み関数

ARMv6 SIMD 命令のコンパイラ組み込み関数について説明します。SIMD 命令は、プロセッサが 32 ビットレジスタ内でパックされた 8 ビット値または 16 ビット値に対して演算を実行することを許可します。

章 13 via ファイルの構文

armcc でサポートされている via ファイルの構文について説明します。

章 14 GNU 言語拡張機能の概要の表

C および C++ 言語に対する GNU 拡張機能の ARM コンパイラサポートについて説明します。

章 15 標準 C の実装定義

ISO C 標準に準拠した C の実装における必要事項について説明します。

章 16 標準 C++ の実装定義

ISO/IEC 標準で定義されている C++ 言語機能を一覧し、その言語機能が ARM C++ でサポートされているかどうかについて説明します。

章 17 C および C++ コンパイラの実装に関する制限

ARM コンパイラを使用して C および C++ をコンパイルする場合の実装に関する制限について説明します。

章 18 NEON サポートの使用

今回のリリースの ARM Compilation Tools でサポートされている NEON 組み込み関数について説明します。

付録 A コンパイラドキュメントに対する改訂

『armcc コンパイラユーザガイド』に対して加えられた技術的変更について 説明します。

用語集

「ARM 用語集」は、ARM マニュアルで使用されている用語とその定義のリストです。一般に認められている意味と ARM での意味が異なる場合を除いて、「ARM 用語集」に業界標準の用語は含まれていません。
詳細については、「 ARM 用語集 」を参照して下さい。

表記規則

italic
重要用語、相互参照、引用箇所を示します。
bold
メニュー名などのユーザインタフェース要素を太字で記載しています。また、必要に応じて記述リスト内の重要箇所、ARM プロセッサの信号名、重要用語、および専門用語にも太字を使用しています。
monospace
コマンド、ファイル名、プログラム名、ソースコードなど、キーボードから入力可能なテキストを示しています。
monospace
コマンドまたはオプションに使用可能な略語を示しています。コマンド名またはオプション名をすべて入力する代わりに、下線部分の文字だけを入力することができます。
monospace italic
引数が特定の値で置き換えられる場合のモノスペーステキストの引数を示しています。
monospace bold
サンプルコード以外に使用される言語キーワードを示しています。
<and>
コードまたはコードの一部のアセンブラ構文で置換可能な項が使用されている場合に、その項を囲みます。以下はその一例です。
MRC p15, 0, <Rd>, <CRn>, <CRm>, <Opcode_2>
スモールキャピタル
ARM 用語集」で定義されている専門的な意味を持つ用語について、本文中で使用されます。例えば、IMPLEMENTATION DEFINEDIMPLEMENTATION SPECIFICUNKNOWNUNPREDICTABLE などです。

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  • 製品名
  • 製品のリビジョンまたはバージョン
  • 説明にはできるだけ多くの情報を含めて下さい。適宜、症状と診断手順も含めて下さい。
内容に関するフィードバック
内容に関するご意見につきましては、電子メールを errata@arm.com まで送信して下さい。その際には、以下の内容を記載して下さい。
  • タイトル ARM® コンパイラ armcc ユーザガイド
  • 文書番号(ARM DUI0472LJ)。
  • 該当する場合は、問題のあるページ番号。
  • 問題点の簡潔な説明
また、補足すべき点や改善すべき点についての全般的なご提案もお待ちしております。

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