浮動小数点の例外

Advanced SIMD および VFP 拡張では、FPSCR 累積フラグに以下の浮動小数点の例外が記録されます。

無効な演算

この例外は、演算結果が数学上の値でない場合、または表現できない場合に発生します。

ゼロによる除算

この例外は、除算の除数がゼロで、被除数がゼロ、無限大、または NaN ではない場合に発生します。

オーバーフロー

この例外は、丸めの後に生成された演算結果の絶対値が、目的の精度の正の最大の正規化数より大きい場合に発生します。

アンダーフロー

この例外は、丸めの前に生成された演算結果の絶対値が、目的の精度の正の最小の正規化数より小さく、丸めた結果が不正確な場合に発生します

不正確

この例外は、演算結果が、精度および指数範囲を制限しないで演算を実行した場合に生成される値と等しくない場合に発生します。

入力非正規

この例外は、計算時に非正規化入力オペランドがゼロに置き換えられた場合に発生します。

『アセンブラリファレンス』の浮動小数点の例外が発生する命令の説明には、例外というサブセクションがあります。命令の説明に「浮動小数点例外」サブセクションがない合は、その命令によって浮動小数点例外が発生することはありません。

Show/hide関連項目

概念
参照
  • 該当する VFP コプロセッサの『テクニカルリファレンスマニュアル』

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