BPABI モデルのシンボルの可視性

各シンボルには、コンパイラスイッチ、ステアリングファイル、またはソースコードの属性で制御できる可視性プロパティがあります。シンボルが参照の場合、可視性は、リンカがそのシンボルの定義に使用できる定義を制御します。シンボルが定義の場合、可視性は、そのシンボルが現在のモジュールの外から見えるかどうかを制御します。

ELF 仕様では、以下の可視性オプションが定義されています。

Table 17. シンボルの可視性

可視性参照定義
STV_DEFAULTシンボルは共有オブジェクトの定義にバインドできます。シンボルはモジュールの外から見えるようにできます。別のモジュールからの定義によってダイナミックリンカでプリエンプティブにできます。
STV_PROTECTEDシンボルはモジュール内で解決する必要があります。シンボルはモジュールの外から見えるようにできます。別のモジュールからの定義によって実行時にプリエンプティブにできません。
STV_HIDDEN STV_INTERNALシンボルはモジュール内で解決する必要があります。シンボルはモジュールの外からは見えません。

シンボルのプリエンプトは System V(SysV)システムで最も一般的です。シンボルのプリエンプトはベースプラットフォームアプリケーションバイナリインタフェース(BPABI)のダイナミックリンクライブラリ(DLL)類似の実装で起こることがあります。プラットフォームのオーナーがこの動作を定義します。詳細については、特定のプラットフォームのマニュアルを参照して下さい。

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