マッピングシンボルについて

マッピングシンボルは、次に示したようなインラインの遷移を識別するために、armcc および armasm によって生成されます。

マッピングシンボルを次に示します。

$a

ARM 命令シーケンスの開始

$t

Thumb 命令シーケンスの開始

$t.x

ThumbEE 命令シーケンスの開始

$d

データ項目(リテラルプールなど)シーケンスの開始

armlink は、$d.realdata マッピングシンボルを生成することによって、そのデータが実行不可能なセクションに属していることを fromelf に伝えます。したがって、fromelf -z によって出力されるコードとデータのサイズは、armlink --info sizes の出力と同じです。その例を次に示します。

      Code (inc. data)   RO Data
         x          y          z

この例で、y$d でマークされ、RO Data$d.realdata でマークされています。

Note

$v で文字で始まるシンボルは、VFP に関連したマッピングシンボルです。通常、VFP を備えたターゲット向けのビルド時に出力されます。$v で始まるシンボルをソースコードで使用するのは避けて下さい。

fromelf --elf --strip=localsymbols コマンドで実行可能イメージを変更すると、すべてのマッピングシンボルがイメージから削除されるので注意して下さい。

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