ベースプラットフォームアプリケーションバイナリインタフェース(BPABI)について

多くの組み込みシステムは、オペレーティングシステムを使用してデバイスのリソースを管理しています。 ほとんどの場合、これはアプリケーションと緊密に統合されるリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を含む 1 つの大容量実行可能ファイルです。 このほか、さらに複雑なオペレーティングシステム(OS)はプラットフォーム OS と呼ばれ、ARM Linux などがその例です。 これらはアプリケーションや共有ライブラリをオンデマンドでロードする機を備えています。

プラットフォーム OS でアプリケーションを実行したり共有ライブラリを使用したりするには、プラットフォームのアプリケーションバイナリインタフェース(ABI)と ARM アーキテクチャ用 ABI に準拠する必要があります。 これには、カスタムファイル形式などのリンカの出力の大幅な変更も含まれます このようなさまざまなプラットフォームをサポートするため、ARM アーキテクチャ用 ABI にはベースプラットフォームアプリケーションバイナリインタフェース(BPABI)が用意されています。

BPABI はプラットフォーム ABI を派生できる基本標準を提供しています。 リンカは、BPABI に準拠する ELF イメージや共有ライブラリを生成します。 ストリンカと呼ばれるプラットフォーム固有のツールは、この ELF 出力ファイルを、プラットフォーム固有のファイル形式に変換します。 ポスリンカツールはプラットフォーム OS ベンダから提供されています。 以下の図は、BPABI ツールの流れを示しています。

Figure 10. BPABI ツールの流れ

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