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System V(SysV)には、プログラムおよび他のモデルからインポートされたデータやコードにアクセスするためのモデルが定義されています。 必要に応じ、リンカは必要なプロシージャリンクテーブル(PLT)セクションとグローバルオフセットテーブル(GOT)セクションを自動生成します。
SysV 共有ライブラリは、--apcs=/fpic
コンパイラコマンドラインオプションを使用して、位置非依存コードでコンパイルされます。
共有ライブラリが位置非依存であることを宣言する場合は、PLT セクションと GOT セクションの構造に影響するため、リンカコマンドラインオプシン --fpic
も使用する必要があります。
デフォルトでは、コマンドラインオプション --shared
を --fpic
オプションなしで指定すると、リンカでエラーメッセージが生成されます。
位置依存の共有ライブラリを作成する場合は、--diag_suppress=6403
を使用してエラーメッセージをオフにできます。