14.2 via ファイルの構文規則

via ファイルは構文規則に準拠している必要があります。

  • via ファイルは、一連のワードで構成されるテキストファイルです。テキストファイル内の各ワードは、引数文字列に変換されてからツールに渡されます。

  • 区切られた文字列内にある場合を除き、ワードはホワイトスペースまたは行の終わりで区切られます。以下に例を示します。

    --dll --base_platform (2 ワード)

    --dll --base_platform (1 ワード)

  • 行の終わりはホワイトスペースとして処理されます。以下に例を示します。

    --dll--base_platform

    これは以下のコードと同等です。

    --dll --base_platform

  • 二重引用符(")またはアポストロフィ(')で囲まれた文字列は、1 ワードとして処理されます。二重引用符で囲まれたワード内で使用されているアポストロフィは通常の文字として処理されます。アポストロフィで区切られたワード内では、二重引用符は通常の文字として処理されます。

    二重引用符を使用して、スペースを含むファイル名またはパス名を 1 つのワードとしてまとめます。以下に例を示します。

    --errors C:\My Project\errors.txt (3 ワード) --errors "C:\My Project\errors.txt"(2 ワード)

    また、アポストロフィを使用して、二重引用符を含むワードを 1 つのワードとしてまとめます。以下に例を示します。

    -DNAME='"ARM コンパイラ"' (1 ワード)

  • 括弧で囲まれた文字は、1 ワードとして処理されます。以下に例を示します。

    --option(x, y, z)(1 ワード)

    --option (x, y, z)(2 ワード)

  • 二重引用符またはアポストロフィで囲まれた文字列内では、バックスラッシュ(\)文字を使用して、二重引用符、アポストロフィ、およびバックスラッシュ文字をエスケープできます。

  • 1 つのワードとしてまとめられたワードのすぐ隣にあるワードは、1 ワードとして処理されます。以下に例を示します。

    --errors"C:\Project\errors.txt"

    これは、以下の 1 ワードとして処理されます。

    --errors C:\Project\errors.txt

  • 先頭にあるホワイトスペース文字を除いて、セミコロン(;)またはハッシュ(#)文字で始まる行は、コメント行として解釈されます。行頭以外の場所にあるセミコロンまたはハッシュ文字は、コメントの開始を表す文字としては解釈されません。以下に例を示します。

    -o objectname.axf      ;これはコメントではありません

    コメントの終わりは、行の終わりまたはファイルの終わりとなります。複数行にわたるコメントはなく、行の一部だけがコメントになることもありません。

関連する参考文書
12.169 --via=filename
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0474JJ
Copyright © 2010-2013 ARM.All rights reserved.