2.3 部分リンクモデル

次のリンク手順への入力として使用可能な 1 つの出力ファイルを生成します。

部分リンクでは、以下の処理が行われます。

  • デバッグセクションの重複するコピーを削除します。

  • シンボルテーブルを 1 つにマージします。

  • 未解決の参照を未解決のままにします。

  • 共通データ(COMDAT)グループをマージします。

  • 後続のリンク手順への入力として使用可能な 1 つのオブジェクトを生成します。

リンカが入力ファイル内に複数のエントリポイントを検出した場合、1 つの出力ファイルに含めることができるエントリポイントは 1 つのみであるため、エラーが生成されます。

このモデルを使用してリンクするには、--partial コマンドラインオプションを使用します。このモデルでは、以下のリンカコマンドラインオプションもサポートされています。

  • --edit=file_list

  • --exceptions_tables=action

部分リンクを使用する場合、スキャッタファイルでは、コンポーネントオブジェクトを名前で参照することはできません。そのため、スキャッタファイルのアップデートが必要になる場合があります。

関連する概念
6.19 ステアリングファイルとは
関連する参考文書
6.22 ステアリングファイルの形式
13 リンカステアリングファイルコマンドリファレンス
12.45 --edit=file_list
12.53 --exceptions_tables=action
12.107 --partial
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