3.10 イメージの初期エントリポイント

イメージ内で使用できる初期エントリポイントは 1 つだけです。そうでない場合は、リンカによって警告が生成されます。

初期エントリポイントは、以下の条件を満たしている必要があります。

  • イメージのエントリポイントは常に実行領域内に存在している必要がある。

  • 実行領域が別の実行領域のオーバーレイを行っておらず、ルート実行領域である。つまり、ロードアドレスと実行アドレスは同じである。

--entry オプションを使用せずに初期エントリポイントを指定する場合は、以下のようになります。

  • 入力オブジェクトに、ENTRY ディレクティブによって設定された 1 つのエントリポイントしか含まれていない場合には、リンカはそのエントリポイントをイメージの初期エントリポイントとして使用します。

  • リンカは以下のいずれかの場合に、初期エントリポイントが含まれていないイメージを生成します。

    • ENTRY ディレクティブによって複数のエントリポイントが指定されている場合。

    • ENTRY ディレクティブによって指定されているエントリポイントが存在しない場合。

アドレスのゼロに ROM が配置される組み込みアプリケーションの場合には、--entry 0x0 を使用します(または上位ベクタを使用する CPU では、オプションとして 0xFFFF0000 を使用します)。

関連する概念
7.8 ルート実行領域
関連する参考文書
12.50 --entry=location
関連情報
ENTRY
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