3.15 リンカの Thumb コードを含む実行領域の順序付け

Thumb コードのサイズが分岐範囲を超える場合のみ、リンカは Thumb コードを含んでいる実行領域の再順序付けを行います。

実行領域のコードサイズが Thumb 命令の最大分岐範囲を超える場合、armlink は異なるソートアルゴリズムを使用して入力セクションの再順序付けを行います。このソートアルゴリズムは生成されるベニアの数を最小限に抑えようとします。

ベニアを配置できる Thumb 分岐命令は、常に 16 ビット命令としてエンコードされます。Thumb2 をサポートするプロセッサの範囲は 16MB です。Thumb2 をサポートしていないプロセッサの範囲は 4MB です。

セクションの再度順序付けを無効にするには、--no_largeregions コマンドラインオプションを使用します。

関連する概念
3.16 ベニアの概要
関連する参考文書
12.80 --largeregions、--no_largeregions
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