10.4 BPABI モデルのシンボルのインポートとエクスポートについて

シンボルのインポートおよびエクスポートの方法はプラットフォームモデルによって決定します。

従来のリンクでは、必要なコードとデータをすべて含む 1 つの実行可能ファイルにリンクするために、すべてのシンボルをリンク時に定義する必要がありました。ダイナミックリンクをサポートしているプラットフォームでは、シンボルのバインディングをロード時か、場合によっては実行時まで遅らせることができます。そのため、アプリケーションを複数のモジュール(実行可能ファイルまたは共有ライブラリ)に分割できます。現在のモジュール以外のモジュールで定義されているシンボルはダイナミックシンボルテーブルに配置されます。ロード時または実行時に動的にリンクするのに適している関数もダイナミックシンボルテーブルに配置されます。

ダイナミックシンボルテーブルの内容は、次の 2 通りの方法で制御できます。

  • ELF シンボルの可視性プロパティから内容を推論する自動的な規則。

  • ステアリングファイルに存在する手動のディレクティブ

これらの規則は SysV モデルでは若干異なります。

関連する概念
10.12 SysV メモリモデルにおけるダイナミックシンボルテーブルの自動規則
10.13 SysV メモリモデルのアドレシングモード
10.10 SysV モデルのリンカオプション
10.14 SysV メモリモデルのスレッドローカルストレージ
10.24 シンボルバージョン管理のスクリプトファイル
関連する参考文書
10.17 ベアメタルモデルと DLL 類似モデルのリンカオプション
10.15 SysV メモリモデルのリンカコマンドラインオプション
関連情報
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