12.71 --info=topic[,topic,…]

特定のトピックに関する情報を出力します。 --list=file を使用すると、出力をテキストファイルに書き出すことができます。

構文

--info=topic[,topic,…]

topic は、以下のトピックキーワードからのコンマ区切りのリストです。

any

.ANY モジュールセレクタを使用して配置されたセクションについて、以下の情報を一覧表示します。

  • ソート順序。

  • 配置アルゴリズム。

  • 各実行領域に割り当てられたセクション(配置アルゴリズムによって割り当てられた順に表示)。

  • コンティンジェンシースペースおよび各領域に使用されるポリシーに関する情報。

また、スキャッタファイル内で実行領域属性 ANY_SIZE を使用すると、このキーワードによって追加の情報が表示されます。

architecture

CPU、FPU、およびバイト順序を一覧表示して、イメージのアーキテクチャを要約します。

common

イメージから削除されたすべての共通セクションが一覧表示されます。このオプションを使用すると、--info=common,totals を指定したことになります。

compression

RW 圧縮プロセスに関する追加情報が表示されます。

debug

--remove を使用した結果として、イメージから削除される拒否された入力デバッグセクションがすべて一覧表示されます。このオプションを使用すると、 --info=debug,totals を指定したことになります。

exceptions

例外テーブルの生成と最適化に関する情報が表示されます。

inline

--inline を使用した場合にリンカによってインライン化されたすべての関数およびインラインの総数が表示されます。

inputs

入力シンボル、オブジェクト、およびライブラリを一覧表示します。

libraries

リンクステージに対して自動選択されたすべてのライブラリの完全パス名を一覧表示します。

このオプションを --info_lib_prefix と一緒に使用すると、特定のライブラリに関する情報を表示できます。

merge

リンカによってマージされる const 文字列を一覧にします。各項目に、マージ結果、マージされる文字列、および関連するオブジェクトファイルが表示されます。

pltgot

実行可能ファイルまたは DLL にビルドされた PLT エントリを一覧表示します。

sizes

イメージ内の入力オブジェクトおよびライブラリメンバごとに、コードとデータ(RO データ、RW データ、ZI データ、およびデバッグデータ)のサイズが一覧表示されます。このオプションを使用すると、 --info=sizes,totals を指定したことになります。

stack

すべての関数のスタック消費量を一覧表示します。

summarysizes

イメージのコードサイズとデータサイズを要約します。

summarystack

すべてのグローバルシンボルのスタック使用状況を要約します。

tailreorder

--tailreorder を使用した結果として、ターゲットの上に移動するすべての末尾呼び出しセクションを一覧表示します。

totals

入力オブジェクトとライブラリのコードとデータ(RO データ、RW データ、ZI データ、およびデバッグデータ)の合計サイズを一覧表示します。

unused

--remove を使用した結果として、ユーザコードから削除される未使用のすべてのセクションを一覧表示します。ARM C ライブラリからロードされる未使用のセクションは一覧表示しません。

unusedsymbols

未使用セクションの排除によって削除されたすべてのシンボルを一覧表示します。

veneers

リンカによって生成されるベニアを一覧表示します。

veneercallers

リンカによって生成されるベニアを、各ベニアへの呼び出し元に関する追加情報と共に一覧表示します。呼び出しを個別に表示するには、--verbose と一緒に使用します。

veneerpools

ベニアプールがリンカによってどのように配置されたかについての情報を表示します。

visibility

シンボルの可視性情報を一覧にします。このオプションを --info=inputs または --verbose と一緒に使用して出力を拡張させます。

weakrefs

弱参照のターゲットであるすべてのシンボルと、それらが定義済みかどうかを一覧表示します。

使用法

--info=sizes,totals の出力には、常に入力オブジェクトとライブラリの合計にパディング値が含まれます。

RW データ圧縮(デフォルト)を使用している場合、または --datacompressor=id オプションを使用してコンプレッサを指定した場合は、 --info=sizes,totals からの出力には Grand Totals の下に、イメージの実際のサイズを示すエントリが表示されます。

リスト内のトピックキーワードの間にはスペースを挿入しないで下さい。例えば、「 --info=sizes,totals」と入力することはできますが、「--info=sizes, totals」と入力することはできません。

関連する概念
7.13 .ANY モジュールセレクタによる未割り当てセクションの配置
4.3 未使用セクションの削除
4.11 RW データ圧縮使用時の注意事項
4.7 RW データ圧縮を使用した最適化
4.8 リンカによるコンプレッサの選択方法
4.10 圧縮の適用方法
関連する参考文書
12.3 --any_contingency
12.4 --any_placement=algorithm
12.5 --any_sort_order=order
12.72 --info_lib_prefix=opt
12.100 --merge、--no_merge
12.163 --veneer_inject_type=type
5.1 リンカ生成ファイルに関する情報を取得するためのオプション
12.32 --datacompressor=opt
12.74 --inline、--no_inline
12.118 --remove、--no_remove
12.153 --tailreorder、--no_tailreorder
8.8 実行領域の属性
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