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ホーム > リンカコマンドラインオプション > --veneerinject、--no_veneerinject |
実行領域のソート順序外でベニアの配置を有効または無効にします。
--veneerinject
を使用して、リンカが実行領域のソート順序外でベニアを配置できるようにします。このオプションは
--largeregions
コマンドのサブセットです。説明されたベニアの配置を許可する一方で、暗黙的に --api と --sort=AvgCallDepth が設定されないようにするには、
--veneerinject を使用します。
--no_veneerinject
を使用して、リンカが実行領域のソート順序を使用できるようにします。
--veneer_inject_type
を使用して、挿入されたベニアをリンカが配置する方法を制御します。
次のコマンドラインオプションは、大きな実行領域での安定したベニアの配置を可能にします。
--veneerinject --veneer_inject_type=pool --sort=lexical
デフォルトは --no_veneerinject
です。イメージを正常にリンクすることが要求される場合、リンカは自動的に大領域モードに切り替わります。--no_largeregions
で大領域モードがオフに切り替わると、イメージを正常にリンクすることが要求される場合には、--veneerinject
のみがオンに切り替わります。
--veneerinject
は大領域モードのデフォルトです。