3.5 Thumb コードを含んでいる実行領域のリンカによる再順序付け

リンカは、Thumb コードのサイズが分岐範囲を超えている場合にのみ、Thumb コードを含んでいる実行領域を再順序付けします。

実行領域のコードサイズが Thumb 命令の最大分岐範囲を超えると、armlink は、異なるソートアルゴリズムを使用して、入力セクションを再順序付けします。このソートアルゴリズムを使用すると、生成されるベニアの数が最小限に抑えられます。
ベニアが挿入できる Thumb 分岐命令は、常に一対の 16 ビット命令としてエンコードされます。Thumb-2 テクノロジをサポートしているプロセッサの範囲は、16MB です。Thumb-2 テクノロジをサポートしていないプロセッサの範囲は、4MB です。
セクションの再度順序付けを無効にするには、--no_largeregions コマンドラインオプションを使用します。
関連する概念
3.6 リンカによって生成されるベニア
関連する参考文書
12.79 --largeregions、--no_largeregions
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