6.5.1 symdefs ファイルの作成

リンカコマンドラインでは symdefs ファイルを指定できます。

例えば、ROM に常駐するイメージが 1 つ、RAM にロードされるイメージが複数存在する場合に、symdefs ファイルを使用できます。この場合、RAM にロードされるイメージから、ROM 内に存在するイメージのグローバル関数やグローバルデータにアクセスできます。
symdefs ファイルを生成するには、armlink オプション --symdefs=filename を使用します。
リンクの最終段階が正常に処理されたときに、リンカによって symdefs ファイルが作成されます。部分的なリンクの場合、またはリンクの最終段階が正常に処理されなかった場合、ファイルは作成されません。

filename が存在しない場合は、リンカがファイルを作成してすべてのグローバルシンボルに対するエントリをそのファイルに追加します。 filename が存在する場合は、既存の filename の内容を使用して、リンカからのファイルの再書き込み時に出力するシンボルを選択します。つまり、ファイル名に既存のシンボルのみが更新され、新しいシンボル(存在する場合)は追加されません。この処理が必要ない場合は、リンク手順の前に既存の symdefs ファイルをすべて削除して下さい。
関連する作業
6.5.2 グローバルシンボルのサブセットの出力
6.5.3 symdefs ファイルの読み出し
関連する参考文書
6.5.4 symdefs ファイルの形式
12.147 --symdefs=filename
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