7.2.2 ルート実行領域と ABSOLUTE 属性

ABSOLUTE 属性を使用して、ルート実行領域を指定できます。

実行領域の属性として、明示的にまたはデフォルトのままで ABSOLUTE を指定し、最初の実行領域とそれを含むロード領域に同じアドレスを使用します。
実行領域のアドレスにロード領域と同じアドレスを指定するには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • 実行領域とロード領域のベースアドレスに同じ数値を指定します。
  • ロード領域内の最初の実行領域のオフセットに +0 を指定します。
    ロード領域内の 2 番目以降のすべての実行領域のオフセットにゼロ(+0)が指定されている場合には、ZI を含む実行領域の後に続かないすべての実行領域もルート領域になります。

以下の例では、暗黙的に定義されたルート領域を示しています。
LR_1 0x040000          ; ロード領域を 0x40000 から開始する
{                      ; 実行領域の開始位置の記述
    ER_RO 0x040000     ; load address = execution address
    {
        * (+RO)        ; すべての RO セクション(初期エントリポイントが指定されている
                       ; セクションが含まれている必要がある)
    }
    …...; 残りのスキャッタロード記述...
}
関連する概念
7.2.1 ルート実行領域と初期エントリポイント
7.2.3 ルート実行領域と FIXED 属性
8.3 ロード領域の記述
8.4 実行領域の記述
8.3.6 ロード領域に相対アドレス +offset を使用する際の注意事項
8.4.5 実行領域に相対アドレス +offset を使用する際の注意事項
8.3.4 ロード領域のアドレス属性の継承規則
8.3.5 RELOC アドレス属性の継承規則
8.4.4 実行領域のアドレス属性の継承規則
関連する参考文書
8.3.3 ロード領域の属性
8.4.3 実行領域の属性
関連情報
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