7.4.7 .ANY セクションのソートアルゴリズムの使用例

ここでは、sections_a.o および sections_b.oRO-CODE セクションを例に、ソートアルゴリズムの動作を説明します。

入力セクションのプロパティと順序を以下の表に示します。

表 7-3 入力セクションのプロパティ(sections_a.o)

Name サイズ
seca_1 0x4
seca_2 0x4
seca_3 0x10
seca_4 0x14

表 7-4 入力セクションのプロパティ(sections_b.o)

Name サイズ
secb_1 0x4
secb_2 0x4
secb_3 0x10
secb_4 0x14

サイズの降順の例

この例では、次のリンカコマンドラインオプションが使用されています。
--any_sort_order=descending_size sections_a.o sections_b.o --scatter scatter.txt
.ANY の割り当てアルゴリズムによって、セクションが次の順序で処理されます。

表 7-5 descending_size アルゴリズムのソート順序

Name サイズ
seca_4 0x14
secb_4 0x14
seca_3 0x10
secb_3 0x10
seca_1 0x4
seca_2 0x4
secb_1 0x4
secb_2 0x4
同じサイズのセクションには、--tiebreaker で指定された序列決定基準が使用されます。

コマンドラインの例

この例では、次のリンカコマンドラインオプションが使用されています。
--any_sort_order=cmdline sections_a.o sections_b.o --scatter scatter.txt
.ANY の割り当てアルゴリズムによって、セクションが次の順序で処理されます。

表 7-6 cmdline アルゴリズムのソート順序

Name サイズ
seca_1 0x4
secb_1 0x4
seca_2 0x4
secb_2 0x4
seca_3 0x10
secb_3 0x10
seca_4 0x14
secb_4 0x14
同じコマンドラインインデクスのセクションには、 --tiebreaker で指定された序列決定基準が使用されます。
関連する概念
7.4.3 .ANY セクションの優先順位
7.4.2 複数の .ANY セレクタの入力セクションの配置を制御するためのコマンドラインオプション
7.4.4 未割り当てセクションの配置に使用できる最大領域サイズの指定
関連する参考文書
12.5 --any_sort_order=order
12.125 --scatter=filename
12.154 --tiebreaker=option
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