12.110 --predefine="string"

スキャッタファイルの前処理時にコマンドをプリプロセッサに渡すことができます。

プリプロセッサは、スキャッタファイルの先頭行で指定します。

構文

--predefine="string"
複数の --predefine オプションをコマンドラインで使用することができます。
同義語 --pd="string" も使用できます。

制約条件

このオプションは --scatter と一緒に使用します。

前処理前のスキャッタファイルの例

以下の例に、前処理前のスキャッタファイルの内容を示します。
#! armcc -E
lr1 BASE
{
    er1 BASE
    {
        *(+RO)
    }
    er2 BASE2
    {
        *(+RW+ZI)
    }
}
コマンドラインオプションで armlink を使用します。
--predefine="-DBASE=0x8000" --predefine="-DBASE2=0x1000000" --scatter=filename
これはコマンドラインオプションの -DBASE=0x8000 -DBASE2=0x1000000 をコンパイラに渡してスキャッタファイルを前処理します。

前処理後のスキャッタファイルの例

以下の例に、前処理後のスキャッタファイルを示します。
lr1 0x8000
{
    er1 0x8000
    {
        *(+RO)
    }
    er2 0x1000000
    {
        *(+RW+ZI)
    }
}
関連する概念
7.11 スキャッタファイルの前処理
関連する参考文書
12.125 --scatter=filename
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