13.2 HIDE ステアリングファイルコマンド

シンボルテーブル内の定義済みグローバルシンボルを匿名にします。

構文

HIDE pattern [,pattern]
各項目には以下の意味があります。
pattern
オプションでワイルドカード文字を含めることができる、0 個以上の定義済みグローバルシンボルに一致する文字列。 pattern がどの定義済みグローバルシンボルとも一致しない場合、そのコマンドは無視されます。未定義シンボルを非表示にすることはできません。

使用法

HIDE コマンドと SHOW コマンドを使用して、出力イメージ内または部分的にリンクされたオブジェクト内の特定のグローバルシンボルを匿名にすることができます。次の例に示すように、オブジェクトファイル内またはライブラリ内でシンボルを非表示にすることは、知的所有権を保護する手段としても有効です。
; steer.txt
; すべてのグローバルシンボルを非表示にする
HIDE *
; "os_" で始まるすべてのシンボルを表示する
SHOW os_*
この例では、os_ で始まるグローバルシンボル以外のすべてのグローバルシンボルを非表示にして、部分的にリンクされるオブジェクトを作成しています。
この例を以下のコマンドでリンクします。
armlink --partial input_object.o --edit steer.txt --o partial_object.o
結果の部分オブジェクトは、非表示のシンボルへの参照を含んでいない他のオブジェクトとリンクできます。出力オブジェクト内でシンボルが非表示になっている場合は、その後のリンク手順で非表示のシンボルに対して SHOW コマンドを使用しても効果はありません。非表示の参照は、出力シンボルテーブルから削除されます。
関連する概念
6.6 ステアリングファイルを使用したシンボルテーブルの編集
関連する参考文書
13.7 SHOW ステアリングファイルコマンド
12.45 --edit=file_list
12.106 --partial
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