8.3.5 RELOC アドレス属性の継承規則

ロード領域には RELOC 属性を明示的に設定できます。ただし、実行領域は、親ロード領域からのみ RELOC 属性を継承できます。

ベースプラットフォームリンクモデルでは、ロード領域に RELOC 属性が設定されている場合、そのロード領域内のすべての実行領域に +offset ベースアドレスが必要です。これにより、実行領域は親ロード領域から再配置を継承します。

次の例は、 RELOC を使用してアドレス属性を設定するときの継承規則を示しています。
LR1 0x8000 RELOC
{
    ER1 +0 ; RELOC を LR1 から継承する
    {
        …
    }
    ER2 +0 ; RELOC を ER1 から継承する
    {
        …
    }
    ER3 +0 RELOC ; エラーは実行領域に RELOC を明示的に設定できない
    {
        …
    }
}
関連する概念
8.4.5 実行領域に相対アドレス +offset を使用する際の注意事項
11.1 ベースプラットフォームモデルでのスキャッタファイルの使用に関する制限
8.3.4 ロード領域のアドレス属性の継承規則
8.4.4 実行領域のアドレス属性の継承規則
8.3.6 ロード領域に相対アドレス +offset を使用する際の注意事項
2.5 ベースプラットフォームリンクモデル
関連する参考文書
8.3.1 ロード領域の記述に含まれているコンポーネント
8.3.2 ロード領域記述の構文
8.4.1 実行領域の記述に含まれているコンポーネント
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0474LJ
Copyright © 2010-2015 ARM.All rights reserved.