microlib を使用したアプリケーションの作成

microlib を使用するプログラムを構築するには、--library_type=microlib コマンドラインオプションを使用する必要があります。このオプションは、コンパイラ、アセンブラ、またはリンカで使用できます。このオプションをリンカで使用すると、他のすべてのオプションがオーバーライドされます。

Example 11 は、--library_type=microlib をコンパイラで使用している例を示しています。main.c をコンパイルするときに --library_type=microlib を指定すると、microlib を使用するようリンカに指示する属性の含まれたオブジェクトファイルが生成されます。--library_type=microlib を使用して extra.c をコンパイルする必要はありません。これは、microlib とリンクすることに対する要求が、main.c をコンパイルすることによって生成されたオブジェクトファイルに含まれているからです。

Example 11.  コンパイラオプション

armcc --library_type=microlib -c main.c
armcc -c extra.c
armlink -o image.axf main.o extra.o

Example 12 は、このオプションをアセンブラで使用する例を示しています。microlib の使用に関するリンカへの要求は、--library_type=microlib を使用して more.s をアセンブルした結果として行われます。

Example 12.  アセンブラオプション

armcc -c main.c
armcc -c extra.c
armasm --library_type=microlib more.s
armlink -o image.axf main.o extra.o more.o

Example 13 は、このオプションをリンカで使用している例を示しています。microlib とリンクすることをリンカに対して要求する属性は、いずれのオブジェクトファイルにも含まれていません。そのためリンカは、microlib とのリンクをコマンドラインで明示的に指示された結果として、microlib を選択します。

Example 13.  リンカオプション

armcc -c main.c
armcc -c extra.c
armlink --library_type=microlib -o image.axf main.o extra.o

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