1.47 main() から呼び出されるライブラリ関数

関数 main() は、カスタマイズが可能な C ライブラリ内の多数の関数を呼び出すことができます。

関数 main() はアプリケーションのユーザレベルルートです。この関数を実行するには、実行環境が初期化されており、入出力関数を呼び出せる状態になっている必要があります。プログラムは main() の中で、ユーザによるカスタマイズが可能な C ライブラリ内の関数を呼び出す、以下のいずれかの処理を実行する場合があります。
  • スタックまたはヒープの拡張。
  • __rt_fp_status_addr()clock() など、ユーザ定義関数への呼び出しを必要とするライブラリ関数の呼び出し。
  • locale または CTYPE を使用するライブラリ関数の呼び出し。
  • 浮動小数点ユニットまたは浮動小数点ライブラリを必要とする浮動小数点演算の実行。
  • putc() などの低レベル関数からの直接入出力。または、fprintf()sys_open() などの高レベル入出力関数と入出力サポート関数を介した間接的入出力。
  • ferror など、エラーシグナルまたはその他のシグナルの発行。
関連する概念
1.42 実行環境の初期化とアプリケーションの実行
1.41 新しい実行環境に合わせた C ライブラリのカスタマイズ
1.49 C ライブラリでのロケール関数をカスタマイズするためのアセンブラマクロ
関連する参考文書
1.70 C および C++ ライブラリでの入出力関数のカスタマイズ
1.79 入出力以外の C ライブラリ関数のカスタマイズ
1.60 エラー通知、エラー処理、プログラム終了処理のための C ライブラリ関数の変更
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