1.50 C ライブラリのロケールサブシステムのリンク時における選択

C ライブラリのロケールサブシステムはリンク時に選択することも、実行時に選択可能になるように拡張することもできます。

以下にライブラリによるロケールカテゴリの使用について説明します。
  • 各ロケールカテゴリはデフォルトで C ロケール用として実装されます。C ライブラリでは、このほかに各ロケールカテゴリの ISO8859-1(Latin-1 アルファベット)実装が用意されています。この実装はリンク時に選択できます。
  • C および ISO8859-1 のデフォルト実装では、いずれも、通常の場合、実行時に選択できるロケールが各カテゴリに 1 つ用意されています。
  • 各ロケールカテゴリは個々に置き換えられます。
  • 各カテゴリには、任意の数のロケールを含めることができ、ロケールには任意の名前を付けることができます。
  • 各ロケールカテゴリには、ライブラリ専用のスタティックデータ内の 1 ワードが使用されます。
  • ロケールカテゴリのデータは読み出し専用であり、位置非依存型です。
  • scanf() によって LC_CTYPE ロケールカテゴリが強制的にインクルードされますが、いずれのデフォルトロケールでも、このインクルードによって数キロバイトのコードに追加されるのは、わずか 260 バイトの読み出し専用データのみです。
関連する概念
1.49 C ライブラリでのロケール関数をカスタマイズするためのアセンブラマクロ
1.52 Shift-JIS および UTF-8 の実装
関連する参考文書
1.51 ISO8859-1 の実装
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0475KJ
Copyright © 2010-2014 ARM.All rights reserved.