2.1 microlib について

microlib は、デフォルトの C ライブラリに対する代替のライブラリです。これは、メモリ量を極めて小さくする必要のある組み込みアプリケーションで使用されます。

このようなアプリケーションは、オペレーティングシステムの下では実行されません。

microlib は、ISO C に準拠したライブラリであることを目的としていません。
microlib は、コードサイズが小さくなるように十分に最適化されます。これは、デフォルトの C ライブラリよりも機能が少なく、ISO C 機能の一部は完全になくなります。一部のライブラリ関数も遅くなります。
microlib の関数は、以下の目的で使用されます。
  • C プログラムを実行できる環境の作成。例えば、次に示すような作業です。
    • スタックの作成。
    • ヒープの作成(必要な場合)。
    • プログラムが使用するライブラリの一部の初期化。
  • main() 呼び出しによる実行の開始
関連する概念
2.2 microlib とデフォルトの C ライブラリの違い
2.3 microlib のライブラリヒープ使用状況の要件
2.4 microlib でサポートされていない ISO C 機能
2.5 microlib を使用したアプリケーションのビルド
2.7 microlib とリンクしたプログラムの開始と終了
関連する作業
2.6 microlib で使用するスタックおよびヒープの設定
関連する参考文書
2.8 microlib 入出力関数のカスタマイズ
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