4.30 __rt_raise()

rt_misc.h で定義される __rt_raise() 関数は、ランタイム異常を示すシグナルを生成します。

この関数は C ライブラリ標準にはありませんが、ARM C ライブラリでは拡張としてサポートしています。

構文

void __rt_raise(int signal, inttype);
各項目には以下の意味があります。
signal
シグナルの番号を保持する整数です。
タイプ
一部のシグナルの種類で、シグナルが生成された状況に関する追加情報を表す、整数、文字列定数、または変数です。

使用法

この関数を再定義すると、ライブラリのシグナル処理メカニズム全体を置き換えることができます。デフォルトの実装では __raise() が呼び出されます。
__raise() によって以下のいずれかの値が返されます。
復帰しない
ハンドラによってロングジャンプまたは再起動が実行され、制御は __rt_raise() に戻されません。
0
シグナルが処理され、__rt_raise() が終了します。
ゼロ以外
デフォルトのライブラリの実装では、__raise() によってゼロ以外の復帰コード rc が返されると、_sys_exit(rc) が呼び出されます。
関連する参考文書
4.5 __default_signal_handler()
4.19 __raise()
4.51 _ttywrch()
4.41 _sys_exit()
1.83 C ライブラリの signal() 関数と追加の型引数によりサポートされる ISO 準拠のシグナルの実装
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