1.1 fromelf イメージ変換ユーティリティについて

fromelf イメージ変換ユーティリティを使用することにより、ELF イメージとオブジェクトファイルを編集したり、それらのファイルの情報を表示したりすることができます。

fromelf では、次のことが行えます。
  • コンパイラ、アセンブラ、およびリンカにより作成された ARM ELF オブジェクトおよびイメージファイルを処理します。
  • armar によって作成されたアーカイブ内のすべての ELF ファイルを処理し、処理したファイルを必要に応じて別のアーカイブに出力します。
  • ELF イメージを、ROM ツールで使用したり直接メモリにロードしたりできる他の形式に変換します。使用できる形式は以下のとおりです。
    • プレーンバイナリ形式。
    • Motorola 32 ビット S レコード形式。
    • Intel Hex 32 ビット形式。
    • バイト指向(Verilog メモリモデル)16 進形式。
    • ELF。例えば、ELF イメージからデバッグ情報を削除するために、ELF 形式で保存し直すことができます。
  • サードパーティに配信されるイメージとオブジェクトの知的所有権(IP)を保護します。
  • 逆アセンブルの出力やシンボルリストなどの入力ファイルに関する情報を標準出力(stdout)やテキストファイルに出力します。

デバッグ情報を持たないイメージを生成した場合、fromelf ユーティリティには、以下の制限があります。
  • イメージを別の形式のファイルに変換できません。
  • 分かりやすい逆アセンブルリストを生成できません。

個々の ARM® コンパイラツールのマニュアルのコマンドラインオプションの説明と関連情報では、 ARM コンパイラ でサポートされているすべての機能が説明されています。記述されていない機能はすべて、サポート対象外のため、自己責任で使用して下さい。サポートされていない機能を使用して生成されたコードについては、正しく動作することを必ず確認して下さい。
関連する概念
2.3 fromelf を使用してイメージファイルに含まれるコードを保護するオプション
2.4 fromelf を使用してオブジェクトファイルに含まれるコードを保護するオプション
関連する参考文書
1.2 fromelf の実行モード
1.4 fromelf のコマンドライン構文
fromelf コマンドラインオプション
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