使用法
以下の場合は、複数の入力ファイルを指定できます。
input_file
が複数のロード領域を含む分散ロードイメージであり、その出力形式に --bin
、
--cad
、--m32
、--i32
、または
--vhx
のいずれかが指定されている場合、fromelf
によって各ロード領域用に個別のファイルが生成されます。
input_file
が複数のロード領域を含む分散ロードイメージであり、その出力形式に --cadcombined
、
--m32combined
、または --i32combined
が指定されている場合、
fromelf
によって、すべてのロード領域を含んだ 1 つのファイルが生成されます。
input_file
がアーカイブの場合は、アーカイブ内のすべてのファイルまたはファイルのサブセットを処理できます。アーカイブ内のファイルのサブセットを処理するには、以下に示すようにアーカイブ名に続けてフィルタを指定します。
archive.a(filter_pattern
)
filter_pattern
には、メンバファイルを指定します。ファイルのサブセットを指定する場合、以下のワイルドカード文字を使用できます。
*
-
0 文字以上の文字と一致する。
?
-
任意の 1 文字と一致する。
注
Unix システムの一般的なシェルでは、かっこを使用し、バックスラッシュでこれらの文字をエスケープする必要があります。あるいは、以下に示すように、アーカイブ名とフィルタを単一引用符で囲みます。
'archive.a(??str*
)'
アーカイブ内の処理されていないファイルは、処理されたファイルと共に出力アーカイブに格納されます。