1.5 ARM® コンパイラについて

ARM Compiler ツールを使用すると、ベアメタル組み込みシステムに適したアプリケーションとライブラリを構築できます。.

DS-5™ は、ベアメタルアプリケーションをコンパイルする、以下の 2 つのバージョンの ARM コンパイラで提供されています。
ARM コンパイラツールは、 tools_directory にあります。これらのツールを使用して、コマンドラインまたは Eclipse の中からアプリケーションをビルドできます。

表 1-1 ARM コンパイラツール

ツール
説明
armar
ライブラリアン。ELF 形式のオブジェクトファイルをアーカイブやライブラリにまとめて保存するために使用します。これにより、複数の ELF ファイルの代わりにライブラリやアーカイブをリンカに渡すことができます。アーカイブをサードパーティに配布して、アプリケーションの開発に使用してもらうこともできます。.
armasm
アセンブラ。ARM および Thumb アセンブリ言語ソースをアセンブルします。.
armcc
コンパイラ。C コードと C++ コードをコンパイルします。インラインアセンブラおよび組み込みアセンブラをサポートしており、NEON ベクトル化コンパイラも含まれています。.
armclang コンパイラおよびアセンブラ。C および C++ コードをコンパイルし、A32、A64、および T32 GNU 構文のアセンブリコードをアセンブルします。
armlink
リンカ。1 つまたは複数のオブジェクトファイルの内容と、1 つまたは複数のオブジェクトライブラリから選択された部分を結合し、実行可能プログラムを生成します。.
fromelf
イメージ変換ユーティリティ。逆アセンブリおよびコードサイズやデータサイズなど、入力イメージに関するテキスト情報を生成することもできます。.

ARM コンパイラは、ライセンス管理されています。特定の機能は、インストールされているライセンスに依存します。
例えば、ライセンスによって、 ARM コンパイラの使用が特定のプロセッサタイプに制限されたり、生成できるイメージのサイズに上限が設定されたりする場合があります。また、ELF 形式のオブジェクトの代わりに独自仕様の形式(ORC)オブジェクトで作業する必要がある場合もあります。
完全な DS-5 スイートのライセンスを購入することで、追加の機能を有効にすることができます。詳細については、ツールの購入元にお問い合わせ下さい。
関連する概念
1.1  DS-5™ について
関連する参考文書
3.3 インストールディレクトリ
関連情報
新しい C プロジェクトまたは C++ プロジェクトの作成
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