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ARM DUI0478TJ
ARM
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DS-5
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ARM DS-5 チュートリアル
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ARM Linux ターゲットを操作するための RSE 接続の設定
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2.8.2
ARM
®
Linux ターゲット上で既に実行されている Gnometris アプリケーションへの接続
ARM Linux ターゲット上で既に実行されている Gnometris アプリケーションに接続する方法について説明します。
手順
[Run]
メニューから
[Debug Configurations...]
を選択します。
コンフィギュレーションツリーから
DS-5デバッガ
を選択し、
[New]
をクリックして新しいコンフィギュレーションを作成します。または、既存の
DS-5デバッガ
コンフィギュレーションを選択し、ツールバーで
[Duplicate]
をクリックします。
[Name]フィールドに、新しいコンフィギュレーションの適切な名前を入力します。
[Connection]
タブをクリックしてターゲットと接続オプションを表示します。
[Select target]パネルで、以下のように操作します。
必要なプラットフォーム(例:
[beagleboard.org- OMAP_3530]
)を選択します。
デバッグ操作用に
[Connect to already running gdbserver]
を選択します。
[Connections]パネルで、
gdbserver
とアプリケーションの間の接続について、以下のように設定します。
ターゲットの IP アドレスを入力します。
ポート番号を入力します。
図 2-9 ビーグルボードの一般的な接続構成
[Files]
タブをクリックしてファイルオプションを表示します。
[Files]パネルで、以下のように操作します。
[Load symbols from file]
を選択し、デバッグ情報が格納されているアプリケーションイメージを選択します。例えば、
H:\workspace\gnometris\gnometris
.
[Add a new resource to the list]
をクリックし、別のファイルエントリを追加します。
[Load symbols from file]
を選択し、Gnometris アプリケーションが必要とする共有ライブラリを選択します。例えば、
H:\workspace\gnometris\libgames-support.so
図 2-10 ビーグルボードの一般的なファイル選択
[Debugger]
タブをクリックしてコンフィギュレーションのデバッグのオプションを表示します。
[Run]コントロールパネルで、以下のように操作します。
[Debug from symbol]
を選択します。
表示されるフィールドに、「
main
」と入力します。
[Host working directory]パネルで、
[Use default]
を選択します。
図 2-11 ビーグルボードの一般的なデバッガ設定
[Debug]
をクリックしてデバッガを開始し、
main()
関数まで実行します。
デバッグには、
DS-5
デバッグパースペクティブが必要です。[Confirm Perspective Switch]ダイアログボックスが表示された場合は、
[Yes]
をクリックしてパースペクティブを切り替えます。
関連する作業
2.3
Eclipse へのサンプルプロジェクトのインポート
2.4
Eclipse からの Gnometris プロジェクトの作成
2.5
コマンドラインからの Gnometris プロジェクトの作成
2.6
Gnometris アプリケーションの
固定仮想プラットフォーム
(
FVP
)
へのロード
2.7
Gnometris アプリケーションの
ARM
®
Linux ターゲットへのロード
2.8
ARM
®
Linux ターゲットを操作するための RSE 接続の設定
2.9
Gnometris のデバッグ
関連する参考文書
3.6
DS-5
付属のサンプル
関連情報
[Debug Configurations] - [接続]タブ
[Debug Configurations] - [Files]タブ
[Debug Configurations] - [Debugger]タブ
[Debug Configurations] - [Environment]タブ