キャプチャオプション

[キャプチャオプション]ダイアログボックスには、キャプチャセッションをカスタマイズするために使用できるさまざまなオプションが表示されます。

Figure 6. 設定のオプション

設定のオプション

ダイアログボックスに含まれている設定値は以下のとおりです。

名前

キャプチャオプションの記述名。デフォルトで、このフィールドの値はキャプチャおよび解析ファイルの名前として使用されます。

Figure 7. キャプチャオプションの名前付け

キャプチャオプションの名前付け

アドレス

ターゲットのネットワークアドレス。ここには、ターゲットのネットワーク名を入力することもできます。[ARM Streamline データ]ビューの[アドレス]フィールドの値が指定されている場合、その値はこのフィールドの値で上書きされます。また、その逆も同じです。つまり、[ARM Streamline データビューの[アドレス]フィールドに新しいアドレスを入力すると、ここに入力してあった値はそのアドレスで上書きされます。

Note

Streamline ではデフォルトで、ポート 8080 を使用してターゲットに接続します。別のポートを使用するには、このフィールドで IP アドレスの後にコン(:)と目的のポート番号を入力してください。例えば、ポート 1010 を使用してターゲットに接続するには、「Your_IP_address:1010」と入力します。

Note

USB により ABD のポート転送を使用する場合は、[アドレス]フィールドにlocalhostを入力します。

サンプルレート

ターゲットは、[通常](1kHz)と[低](100Hz)の設定に基づいて定期的に測定割り込みを生成します。[通常]設定は大半の状況に適しています。[低]は、Streamline による割り込みを軽減するため、ターゲットの処理速度が低い場合に使用してください。[低]に設定した場合は、代表的なデータを収集するために必要なキャプチャの時間が長くなります。

バッファモード

デフォルト設定は、1MB のバッファを使用してターゲットデータを直接ホストに制限なしでストリーミングすることです。以下のいずれかのストアアンドフォワード形式のバッファを使用することもできます。

16MB

4MB

1MB

これらのいずれかのサイズを選択した場合、キャプチャはバッファがいっぱいになった時点で終了します。これにより、ターゲットからホストへデータのストリーミングを原因としたレイテンシを防ぐことができます。

期間

キャプチャセッションの長さ(秒単位)。例えば、1 分 5 秒の場合は「1:05」と入力します。ここに値を入力しなかった場合、キャプチャセッショは手動で停止されない限り継続します。

コールスタックアンワインド

Streamline でコールスタックを記録するには、このチェックボックスを選択します。コールスタックを記録すると、ターゲットの動作の可視性が大に高まりますが、ターゲットからホストに送信される未加工データの量が増えます。-fno-omit-frame-pointer コンパイルオプションを使用して、フレームポインタを有効にした状態で EABI イメージとライブラリをコンパイルして下さい。

Note

Streamline は、gcc を使用して作成された ARM バイナリのコールスタックアンワインドをサポートしています。ただし、それらのバイナリがフレームポインタを有効した状態でコンパイルされていることが条件となります。Streamline は、Thumb や armcc からの出力には対応していません。

デバッグ情報の処理(Process Debug Information)

このチェックボックスを選択すると、dwarf デバッグ情報と行番号が処理されます。高レベルの解析レポートの詳細が表示されますが、メモリ使用が大きくなります。

Note

このオプションを無効にすると、コードビューのソースセクションにソースコードまたはソースコードの統計が表示されません。このオプション無効にしても逆アセンブリコードは使用できますが、ソースセクションにはNo source availableというメッセージのみが表示されます。

出力パス

このフィールドは、キャプチャおよび解析セッションによって生成されたファイルのディレクトリの場所とファイル名を定義するために使用します。デフォルトで、ファイルはインストール変数によって定義された results ディレクトリに保存され、@F_@N.apd という名前を付けられます。@F は特定のコンフィギュレーション名を表す変数であり、@N は連続番号です。

Show/hide[プログラムイメージ]セクション

このエリアは、ファイルシステムを探索して、プロファイリングするすべてのイメージとライブラリを定義するために使用します。

Note

イメージをコンパイルするときは、-g コンパイルオプションを設定してデバッグシンボルを有効にしてください。-fno-inline コンパイラ設定を使用してインライン展開を無効にすると、コールパス品質が飛躍的に向上します。

[キャプチャオプション]ダイアログボックスの[プログラムイメージ]セクションには、次の 4 つのボタンがあります。

Figure 8. プログラムイメージツールバー

プログラムイメージツールバー

プログラムの追加

ファイルシステムのダイアログボックスが開き、追加するイメージを選択できるようになります。イメージまたは実行可能ファイルを選択して、[開く]をクリックすると、ファイルがリストに追加されます。

ワークスペースからのプログラムを追加

Eclipse ワークスペースからのイメージが開きます。

シンボルロードの切り替え

選択した elf イメージのシンボルロードをアクティブまたは非アクティブにします。シンボルロードがオンになっているイメージまたはライブラは、目のマーク付きでリストに表示されます。プログラムイメージのリストからイメージを削除する代わりにこのオプションを使用すると、イメージがまだリストに残っているため、複数の実行にわたってイメージのオンとオフを簡単に切り替えることができます。

削除

選択したイメージとライブラリが削除されます。

Show/hide関連項目

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