タイムラインビューについて

タイムラインビューは、ARM Streamline でレポートを開いたときに最初に表示されるビューです。このビューには、キャプチャセッション中のターゲットのパフォーマンスに関する概要が表示されます。

レポートの作成に成功すると、そのレポートが自動的に開き、タイムラインビューに表示されます。

Figure 17. タイムラインビュー

タイムラインビュー

タイムラインビューでは、データがビンに分類されて表示されます。ビンとは、タイムラインビュー上部の単位ドロップダウンメニューを使用し定義される時間単位のことです。例えば、単位が 100 ミリ秒に設定されている場合、プロセスセクション内の色分けされたビン 1 つは 100 ミリ秒にキャプチャされたトレースデータに相当します。

Show/hideグラフ

Streamline では、グラフ用のデータがハードウェアとソフトウェアのパフォーマンスカウンタリソースから収集されます。グラフハンドルの右側のラフ展開コントロールを使用して、グラフのサイズを大きくします。

Figure 18. グラフ展開コントロール

グラフ展開コントロール

これらのデータは、カウンタの設定方法および使用するシステムの種類によって異なります。SMP システムの場合、コアごとのグラフ表示コントロールを使用すると、そのデータを展開してコアごとのコレクションを表示できるようになります。

Show/hideプロセス

タイムラインビューの[プロセス]セクションには、各ビンに含まれているアクティブなプロセスが表示されます。エントリは、Linux カーネルスジューラからのプロセス/スレッドトレースデータに基づいて生成されます。ビンの色は、各プロセスまたはスレッドに含まれているサンプルのを反映しています。

Figure 19. プロセスバー

プロセスバー

実行されていません。

灰色

プロセスが開始されましたが、休止しています。スリープ状態になっているか、ユーザ入力を待っているか、他のプロセスが完了するのを待ってる可能性があります。

黄色から赤

このビンの期間中に実行された命令のうち、そのプロセスが原因となったものが占める割合を表します。赤は、割合が大きいことを意味します。

Note

アイドルプロセスの色分けは、タイムラインビューの他のプロセスとは異なります。システムが完全にアイドル状態のときは、濃い表示されます。システムが部分的にアイドル状態のときは薄い青、システムが完全にアクティブなときは白で表示されます。

Show/hide詳細バー

詳細バーには、現在選択されているクロスセクションに含まれているサンプル数が最も多い関数が表示されます。バーを選択すると、[コールパ]ビュー内の関連コンテキストにジャンプします。関連するキャプチャデータをダブルクリックすると、追加のアプリケーションをロードしてこのリスト内の括弧で囲まれたエントリの数を減らすことができます。

ツールバーの[サンプル HUD]ボタンを使用すると、サンプル HUD のオンとオフを切り替えることができます。

Figure 20. タイムライン詳細バー

タイムライン詳細バー

Show/hideX 線モード

X 線モードでは、時間の強度マップからコアのアフィニティを強調表示したモードにプロセストレースが切り替わります。このモードでは、ソフトウェアスレッドとプロセッサコアのマッピングが各バーに表示されます。Streamline では、デュアルコアとクワッドコアのターゲットがサポートさています。X 線モードで使用される色は以下のとおりです。

第 1 コア

水色

第 2 コア

こはく色

第 3 コア

第 4 コア

色分けされたビンの上にマウスポインタを置くと、その色がどのコアを示しているかが表示されます。

X 線モードが効果的なのは SMP システムだけです。シングルコアシステムのレポートでは、プロセスセクションのすべてのエントリが青で表示されます。

Figure 21. X 線モード

X 線モード

Show/hideプロセスフィルタ

プロセスフィルタはツールバーの右側にあります。フィールドに正規表現を入力し、タイムラインビューのプロセスセクションにあるプロセスをィルタ処理します。例えば、文字だけで構成される標準文字列を入力すると、プロセスセクションが更新され、[アイドル]、[カーネル]および入された文字列を含むプロセスのみを含むようになります。正規表現の文字列は、検索式の前に (?i)を含めない限り、大文字と小文字を区別します。

Show/hideブックマーク

タイムラインビューでブックマークを作成し、それにラベルを付けて、タイムラインビューの重要な点に素早く戻ることができるようになりますそのためには、以下の手順を実行します。

  1. タイムライン上でダブルクリックします。タイムラインはタイムラインビューのグラフの上にある番号の付いたルーラです。

  2. 新しいブックマークのタイトルを、その結果のフィールド内に入力します。

    Figure 22. ブックマークの追加

    ブックマークの追加

  3. ブックマークの入力フィールドの右にあるカラーセレクタ上でクリックして、ブックマーク用の色を選択します。

    Figure 23. 色の選択

    色の選択

  4. [色]ダイアログボックスを使用して新しいブックマーク用の色を選択します。

ブックマークにタイトルと色を付けるとブックマークがタイムラインに表示されます。ブックマークの上にマウスポインタを置くと、ブックマーのタイトルとキャプチャセッションの時間を示すオーバーレイを表示できます。また、オーバーレイには 2 つのボタンが用意されています。

ブックマークの編集

このボタンをクリックすると、ブックのタイトルや色を変更できます。ブックマークをダブルクリックするのと同じ効果があります。

ブックマークの削除

このボタンをクリックすると、タイムラインからブックマークを削除できます。

マウスがブックマークから離れてしまった場合、タイムラインビューの色の付いたマーク上でクリックすると簡単にブックマークに戻れます。

Figure 24. タイムラインビューのブックマーク

タイムラインビューのブックマーク

Show/hide値のピン

ブックマークの他に、タイムラインビューのグラフの特定のポイントにピンを配置することもできます。これを行うには、ツールバーの[値のピンモードを切り替えます]ボタンをクリックし、グラフ内のポイントをクリックします。

Figure 25. 値のピン

値のピン

値のピンモードでは、カーソルの下に灰色の線が表示されるので、各ピンをより厳密に配置できます。各値のピンには、ピンの位置にあるグラフ値を含むオーバーレイが表示されます。

値のピンを削除するには、値のピンをクリックします。

Show/hide関連項目

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