9.1 コールグラフビューの概要

コールグラフビューでは、コード階層が視覚的に表現され、各関数はその関数が呼び出された場所にレイアウトされ、呼び出し元と呼び出し先の関数は矢印で結ばれます。それを使用して、階層内のホットスポットを素早く特定できます。

コールグラフビューは、次の要素で構成されています。
関数ボックス
コールグラフビューは、コール階層内の関数ごとに関数ボックスを描きます。コールグラフビューでは、合計サンプル数に基づいて関数を色分けしているため、重要な関数をすぐに特定できるようになっています。濃い赤から薄い黄色までの色が使用され、赤は最大値、黄色は最小値を示します。これらの色はミニマップで簡単に識別できるため、重要な関数にすばやくスクロールすることができます。
コール矢印
矢印の方向は、どちらの関数が呼び出し元の関数であるかを示しています。つまり、矢印の終点側にある関数は呼び出し先の関数、矢印の始点側にある関数は呼び出し元の関数です。
呼び出し元と呼び出し先の記号
呼び出し元関数が呼び出し先関数と同じ列または呼び出し先関数の左または右の列にある場合は、呼び出し元から呼び出し先までコール矢印が引かれます。一方、呼び出し先関数が呼び出し元関数の左の 2 列以上離れた場所にある場合は、呼び出し元関数の左と呼び出し先関数の右に記号が追加されます。この記号の中に表示される数字は、その記号が表している呼び出し元関数または呼び出し先関数の数です。呼び出し元または呼び出し先の記号を右クリックすると、そこに含まれているすべての関数が表示されます。この中から関数を 1 つ選択して、コールグラフビューの中央に配置します。
ミニマップ
階層が大きすぎて Eclipse のエディタセクションに収まりきらない場合は、コールグラフビューの左下隅にあるミニマップを使用すると、コールグラフビュー内を簡単に移動できます。
階層で任意の関数をクリックすると、その関数が選択されます。長方形の色が濃い青になるだけでなく、矢印が強調表示されて、どの関数が選択した関数と接続しているかがわかります。
図 9-1 コールグラフビューで選択された関数
コールグラフビューで選択された関数

関数を選択すると、その関数と接続している呼び出し元または呼び出し先の記号も灰色から黒に切り替わります。
関連する概念
9.2 コールグラフビュー階層の仕組み
関連する作業
9.3 コールグラフビュー内を移動するためのミニマップの使用
関連する参考文書
9.4 コールグラフビュー関数のコンテキストメニューオプション
9.5 コールグラフビューの空白のコンテキストメニューオプション
9.6 コールグラフビューのツールバーオプション
9.7 コールグラフビューのキーボードショートカット
3.2 [キャプチャと解析オプション]ダイアログボックスの設定
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