9.2 コールグラフビュー階層の仕組み

コールグラフビューに表示される関数の階層は、実行時にサンプリングされたコールチェインに基づいて作成されます。Streamline がこの階層を表示する方法を理解することで、ビューの利便性を最大にすることができます。

[Call Graph]ビューは、[Capture & Analysis Options] ダイアログボックスを使用して設定できるコールスタックアンワインドオプションによって異なります。
呼び出し元の関数は一番左の列に配置され、呼び出し先の関数はその右の列に配置されます。これらの呼び出し先関数によって呼び出される関数は、さらにその右の列に配置され、最終的にすべての関数が配置されるまで、これが繰り返されます。この配置動作には注意すべき点が 1 つあります。階層の複数のレベルで呼び出される関数がある場合、この関数は、コールグラフビュー内のできる限り左に配置されます。
例えば、関数 main が関数 a を呼び出し、さらにこの関数 a が関数 b を呼び出す場合、階層は以下のようになります。
図 9-2 シンプルな階層
シンプルな階層

main が関数 a だけでなく、関数 b も呼び出す場合、関数 b は階層内の上位、つまり main の近くに配置されます。以下の図を参照してください。
図 9-3 複数の呼び出しを持つコール階層
複数の呼び出しを持つコール階層

コールグラフビューに表示されているコール階層はシンプルですが、実際のアルゴリズムでは、これらの図に示すものよりはるかに複雑な階層が記述されます。コールグラフビューでは、クモの巣状のコール矢印として視覚的に表現される接続をすべて表示するのではなく、シンプルな方法に基づいてコールラインを引くべきかどうかが決定されます。
関連する概念
9.1 コールグラフビューの概要
関連する作業
9.3 コールグラフビュー内を移動するためのミニマップの使用
関連する参考文書
9.4 コールグラフビュー関数のコンテキストメニューオプション
9.5 コールグラフビューの空白のコンテキストメニューオプション
9.6 コールグラフビューのツールバーオプション
9.7 コールグラフビューのキーボードショートカット
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