14.2 レポート問題のトラブルシューティング

キャプチャセッションが正常に完了したのに、結果として得られるレポートデータに問題がある場合は、よくある問題を記載した次のリストを確認して下さい。

よくある問題それぞれに、取り得る解決策を示してあります。
問題
解決策
Streamline のコードビューにソースコードが表示されない。
コンパイル時に -g オプションを使用したことを確認します。Streamline では、デバッグシンボルが有効になっていないと、命令とソースコードが照合されません。
Streamline で共有ライブラリのソースコードが表示されない。
[キャプチャと解析オプション]ダイアログボックスを使用してライブラリを追加します。[プログラムイメージ]セクションの[ELF イメージの追加...]をクリックして共有ライブラリに移動したら、イメージを追加します。
コールパスビューにフラットデータが表示され、テーブルが階層ではなく一覧として表示される。
コンパイル時に -fno-omit-frame-pointer オプションおよび -marm オプションを使用し、[キャプチャと解析オプション]ダイアログボックス内の[コールスタックアンワインド]オプションを選択します。

Streamline では、カーネル、ローダブルカーネルモジュール、または静的にリンクされたドライバのスタックウォークが行われません。これらが原因で、コールパスビューのフラットデータが生成されます。
頻繁に使用されていることがわかっている関数がレポートに表示されず、他の関数の使用量が不自然に多く感じられる。
コンパイラによるコードのインライン展開が原因として考えられます。インライン展開を無効にするには、コンパイル時に -fno-inline をオプションとして追加します。
新しく生成されたキャプチャにデータがない。
この症状が発生していて、プロファイリングセッションでイベントベースのサンプリングが有効になっている場合は、ターゲットの PMU で割り込みが正しくトリガされていない可能性があります。別のハードウェアでテストするか、[カウンタの設定]ダイアログボックスでイベントベースのサンプリングを無効にして下さい。
関連する参考文書
14.1 ターゲット接続の問題のトラブルシューティング
7.5 コールパスビューの列見出し
3.2 [キャプチャと解析オプション]ダイアログボックスの設定
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0482QJ
Copyright © 2010-2014 ARM.All rights reserved.