15.2 Streamline™ コマンドラインオプション

streamline コマンドには、 DS-5 for Eclipse ユーザインタフェース以外から Streamline の大部分の機能を使用するためのモードがいくつか用意されています。

Streamline™ コマンドラインモード

streamline コマンドは、 Streamline が有効なシェルで以下の構文を使用して呼び出されます。
streamline <mode> [options] <file...>
コマンドラインで streamline の直後に次のモードのいずれかを使用します。
モード
説明
-capture
このモードはキャプチャセッションを開始します。キャプチャモードの宣言と一緒に有効な session.xml ファイルを入力する必要があります。session.xml ファイルはターゲットハードウェアとキャプチャセッションのパラメータを定義します。以下に例を示します。
streamline -capture session.xml
session.xml ファイルを作成するには、目的の設定を入力し、さらに DS-5 for Eclipse 内の[キャプチャと解析オプション]ダイアログボックスの[エクスポート...]オプションを使用します。
-report
このモードは、キャプチャからデータを読み取ってコンソールにデータを出力します。オプションを使用すると、コンソールでのデータの表示方法を定義したり、ディスクにデータを格納するように出力ファイルを定義することができます。レポートモードの宣言の後に有効な .apc ファイルを入力する必要があります。以下に例を示します。
streamline -report threads_001.apc
図 15-1 レポートモードを使用して生成された関数レポート
レポートモードを使用して生成された関数レポート

各モードに共通のオプション

モードとファイルの間にオプションを入力します。任意のモードで以下のオプションを使用できます。
モード
説明
-h, -?, -help
各モード、オプション、必要な構文をリストするヘルプ情報をコンソールに出力します。
-v, -version
プログラムバージョン情報を表示します。
-o, -output, <output>
キャプチャモードでは、キャプチャファイルの名前を定義します。

キャプチャモードオプション

以下のオプションは、キャプチャモードでのみ使用できます。
モード
説明
-duration <seconds>
キャプチャセッションの最大長を設定するには、キャプチャモードで duration オプションを使用します。このオプションをキャプチャが続く秒数と共に入力します。この長さに達すると、キャプチャは自動的に終了します。例えば、次のコマンドは 60 秒のキャプチャセッションをトリガします。
streamline -capture -duration 60 session.xml

レポートモードオプション

以下のオプションはレポートモードに固有のものです。
モード
説明
-all
タイムラインビュー、コールパスビュー、関数ビュー、スタックビュー、ログビューの内容を出力します。これはデフォルトオプションです。
-callpath
コールパスビューのテーブルデータの内容を出力します。下位関数はインデントされます。
-function
関数ビューの内容を出力します。
-stack
スタックビューの内容を出力します。
-log
ログビューの内容を出力します。
-timeline
タイムラインビューの内容を出力します。
-opencl
OpenCL テーブルの内容を出力します。

OpenCL データをエクスポートするには、レポートに OpenCL アノテーションを含める必要があります。
-bookmarks
キャプチャに保存されたブックマークをすべて出力し、ブックマークおよびそのテキストの時間インデックスの場所を列挙します。
-template
このオプションに有効なグラフのコンフィギュレーションファイルの場所を指定すると、コマンドライン上にカスタマイズされたグラフが一覧表示されます。タイムラインビューの[スニペット]メニューの[スニペットコンフィギュレーションをファイルにエクスポートする]ボタンを使用して有効なコンフィギュレーションを作成後、-template オプションをそのファイルに使用します。
-per_cluster
このオプションを -timeline オプションと共に使用すると、 Streamline はクラスタごとにデータを出力します。デフォルトでは、合計データを出力します。
-per_core
-timeline オプションと共に使用すると、コアあたりのデータを出力します。
-start <seconds>
タイムライン内の所定の時間に開始される出力データをフィルタします。例えば、start オプションに「0.005」と入力した場合、5 ミリ秒より前のデータはすべて出力に含まれません。
-stop <seconds>
タイムライン内の所定の時間に停止する出力データをフィルタします。
-bstart <name>
指定された名前を持つ第 1 のブックマークで開始されるデータをフィルタします。例えば、「 -bstart redflag」と入力した場合、ブックマークタイトル redflag の第 1 のインスタンスより前のデータはすべて出力からフィルタされます。
-bstop <seconds>
指定された名前を持つ第 1 のブックマークで終了するデータをフィルタします。
-format <space|tab|csv>
このオプションを使用して出力形式を指定します。スペース、タブ、またはコンマで区切られた値を使用してテーブルをフォーマットします。出力テキストファイルを目的のスプレッドシートプログラムに簡単に変換する場合に便利です。デフォルトの形式はスペースで、コマンドラインに出力されたときにテーブルが読みやすくなります。
以上のオプションを使用することにより、複数のレポートタイプを定義できます。例えば、thread_001.apc キャプチャからコールパスおよび関数データのみを出力するには、「streamline -report -callpath -function thread_001.apc」と入力します。
関連する作業
15.1  Streamline™ が有効なコマンドプロンプトまたはシェルを開く
15.3 ファイルへのコマンドラインデータの出力
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