10.1 アノテートの概要

ARM Streamline にはさまざまなターゲット情報が用意されていますが、さらに詳しいコンテキストが必要になる場合があります。 Streamline アノテートを使用すると、このようなコンテキストを Streamline に追加できます。

Streamline アノテート機能は printf() と似ていますが、コンソール出力の代わりに、ログビューにアノテートステートメントが表示され、 Streamline タイムラインビューにはフレーミングオーバーレイが配置されます。

gator のユーザ空間専用モードでは、アノテーションはサポートされていません。
図 10-1 アノテーションオーバーレイ
アノテーションオーバーレイ

ユーザ空間アプリケーションが /dev/gator/annotate ファイルへの書き込みを行うと、gator ドライバは、記録されたアノテート出力にタイムスタンプを付けて、記録されたデータを Streamline サンプルとトレースキャプチャレポートに統合します。
アノテート付きテキストはスレッド識別子でマークされます。そのため、データの表示がすっきりとし、ユーザによるミューテックスの必要がありません。アノテートファイルへの書き込みは、標準の C ライブラリ関数によって処理されます。
アプリケーションコードは標準の C ライブラリ関数、fopen()fwrite()、および fflush() を使用して仮想アノテートファイルにアクセスします。

アノテーションのグループおよびチャネル

ANNOTATE_NAME_CHANNELANNOTATE_NAME_GROUP を使用して、アノテーションを整理するためのチャネルとグループを定義することができます。定義したアノテーションチャネルは、タイムラインのプロセスセクションのスレッドの下に表示されます。チャネルはさらにグループ別に並べ替えることができ、ANNOTATE_NAME_GROUP マクロを使用して定義したグループタイトルの下に複数のチャネルを表示することができます。
関連する作業
10.2 コードへの Streamline アノテートの追加
10.7 Importing the Streamline_annotate example
関連する参考文書
10.6 アノテートマクロ
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