13.1 ターゲット上のデータのキャプチャ

通常、 ARM Streamline では、キャプチャしたデータをターゲットからホストに送信するために、アクティブなネットワーク接続を使用します。ターゲットの制約が原因でこれが不可能な場合は、データをローカルのターゲットストレージに保存して、後で手動でホストに転送することができます。

データをローカルにキャプチャするには、以下の手順に従います。

手順

  1. session.xml ファイルを作成します。これを行うには、[キャプチャと解析オプション]ダイアログボックスを使用してキャプチャオプションを設定し、[エクスポート...]ボタンをクリックして新しい session.xml ファイルを保存します。
    または、既存のキャプチャの session.xml ファイルをコピーしてもかまいません。
  2. configuration.xml ファイルを作成します。これを行うには、[接続]フィールドにターゲットを定義し、次に、[Streamline データ]ビューから[カウンタの設定]ダイアログボックスを開きます。収集するカウンタをセットアップし、[保存]をクリックします。新しい configuration.xml ファイルが、gatord を実行するディレクトリ内に作成されます。gatord を実行する際、このファイルが自動的に使用されます。特定のコンフィギュレーションファイルを定義するには、gatord を実行する際に -c オプションを使用します。
    ターゲットが TCP/IP に対応していない場合は、configuration.xml ファイルを作成してターゲットに手動で送信する必要があります。その方法については、http://community.arm.com/thread/4568 を参照して下さい。
  3. 以下のコマンドを入力します。
    ./gatord -s session.xml -o <YourFileName>.apc &
    -s オプションは session.xml の場所を定義し、-o オプションは生成される .apc 出力ファイルの名前と場所を定義します。
  4. キャプチャセッションを停止します。これは、いろいろな方法で実行できます。
    • session.xml で duration 属性を使用して期間を指定します。
    • [キャプチャと解析]ダイアログボックスで、[バッファモード]の値を "streaming" 以外の値に設定します。例えば、"Large""Normal""Small" のいずれかを使用します。ストアアンドフォワード形式のバッファは、Large が 16MB、Normal が 4MB、Small が 1MB です。プロファイリングセッションは、設定されたバッファサイズに達すると自動的に終了します。
    • コンソールで Ctrl+C キーを押すことによって、gator デーモンを中断します。デーモンはフォアグラウンドで実行されている必要があります。
    • gatord のプロセス ID を決定して、次の kill コマンド、「kill process_id」を入力します。
    キャプチャが停止すると、 Streamline によって、データファイルおよび .xml ファイルと共にターゲット上に .apc ディレクトリが作成されます。
  5. 新しく作成された .apc ディレクトリをホストに転送します。
  6. Eclipse for DS-5™ を開きます。
  7. [Streamline データ]ビューがまだ開いていない場合は、[ウィンドウ] > [ビューを表示] > [その他] > [DS-5] > [Streamline データ] を選択します。
  8. [Streamline データ]ビューの[場所を編集]ボタンをクリックします。
  9. ターゲットから転送した .apc ディレクトリが含まれているディレクトリを選択します。
  10. レポートビューに詳細なデータを表示するためにイメージファイルを定義するには、[Streamline データ]ビューで .apc ディレクトリをダブルクリックし、[解析]ダイアログボックスを開きます。
  11. [解析]ダイアログボックスを使用してイメージファイルを定義します。イメージファイルは、ローカルのキャプチャセッション時、ターゲットで実行したイメージと一致する必要があります。
  12. [解析]をクリックします。
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