6.4 タイムラインビューの詳細パネルの概要

タイムラインビューの詳細パネルでは、その左下のモードメニューを使用してモードを切り替えることができます。各モードには、グラフを補足するためのさまざまなデータセットが用意されています。

詳細パネルには次のモードがあります。
ヒートマップモード
ヒートマップには、時間のビンごとに、キャプチャセッション中にアクティブだったプロセスのリストが色分けされたヒートマップと並んで表示されます。白から赤までの色が使用され、色が濃いほど、そのビン内のプロセスによって引き起こされた活動が多いことを示します。
コアマップモード
コアマップモードはヒートマップモードと似たモードです。コアマップモードではプロセスのリストが表示されますが、色分けされているヒートマップとは異なり、各プロセスのアクティビティの大部分にどのコアが関わっているかに基づいたアクティビティマップが色付きで表示されます。このモードは、シングルコアのハードウェアターゲットでは利用できません。
クラスタマップモード
クラスタマップモードは、コアマップモードと同じですが、クラスタに基づいて色分けされたアクティビティマップが表示される点が異なります。このモードは、複数のコアクラスタのあるターゲットについてのみ利用できます。
プロセスモード
プロセスモードでは、すべてのプロセスのリストが、プロセス番号、CPU の消費率、使用メモリ量と共に表示されます。他のモードとは異なり、このモードで表示されるデータは、クロスセクションマーカの現在の選択内容によって異なります。
例外モード
例外モードは、Cortex®-M クラスコアを備えたターゲットを使用している場合のみ利用することができ、発生数、タイムインおよびタイムアウト数と共に例外の各タイプが表示されます。
OpenCL モード
このモードでは、キャプチャセッション中にスレッドごとに実行された OpenCL コマンド、およびこれらのコマンド間の依存関係が表示されます。OpenCL モードは Mali T6/7xx ターゲットについてのみ利用できます。
サマリーテーブルモード
このモードは、サマリー情報が存在する場合にのみ利用できます。サマリーテーブルモードでは、コードビューのオプションリンクと共に情報が表形式で表示されます。概要の表が複数ある場合は、タイムラインビューの下の方に表示されるテーブル名メニューを使用して表を切り替えることができます。
サマリーテーブルモード以外の各モードにはフィルタ処理フィールドがあります。このフィールドはタイムラインビューの下の方に表示されます。フィールドに正規表現を入力すると、詳細パネルのプロセスを絞り込むことができます。例えば、文字だけで構成される標準文字列を入力すると、詳細パネル内のマップが更新され、[idle]、[kernel]、および入力された文字列を含むプロセスのみが表示されます。正規表現の文字列では大文字と小文字は区別されません。タイムラインビューのグラフは更新され、残りのプロセスが引き起こしたアクティビティのみが表示されます。
ヒートマップモード、コアマップモード、クラスタマップモードのフィルタ処理フィールドで入力した項目は、OpenCL モード、プロセスモード、または例外モード以外の他のマップモードに影響を及ぼします。プロセスモードまたは例外モードで入力したフィルタ処理のデータは、これら両方のモードのデータに影響を及ぼしますが、その他のマップモードのデータには影響を与えません。
関連する概念
6.1 タイムラインビューの概要
6.3 タイムラインビューのグラフ
6.19 タイムラインビューのグラフコンフィギュレーション
6.27 タイムラインビューの可視化されたアノテーション
関連する作業
6.14 キャリパコントロールを使用したフィルタ
6.15 タイムラインビューへのブックマークの追加
関連する参考文書
6.10 Timeline view toolbar
6.11 タイムラインビューのコンテキストメニューオプション
6.12 タイムラインビューのキーボードショートカット
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