6.20 グラフコンフィギュレーションツールバーのオプション

グラフコンフィギュレーションパネルのツールバーを使って、そのグラフのすべてのシリーズに適用されるグラフのオプションを定義します。

ツールバーには以下のオプションがあります。
Range modifier(範囲の修正)
スライダを使用してグラフの値の範囲を設定します。上のスライダーで上限を定義し、下のスライダーで下限を調整します。これら 2 つのスライダーを動かすと、新しく定義された範囲に基づいてグラフのスケールが変更されます。
グラフの種類
ツールバーの左側にあるグラフの種類を示すボタンを使って、次のグラフの種類のいずれかを選択できます。
[棒]
棒グラフでは、グラフ内の各ビンが色分けされた棒で表示されます。これは積み上げ形式の折れ線グラフと同じように、上位シリーズの値が下位シリーズの値の上に積み上げられ、棒全体の高さが集計結果を示します。
図 6-32 棒グラフの例
棒グラフの例

Y 軸修飾子
ドロップダウンメニューを使用して、次のオプションのいずれかを選択します。
[Stacked(積み上げ)]
積み上げ形式のグラフでは、複数の折れ線グラフが積み上げ表示され、折れ線の下の領域が塗りつぶされます。タイムラインビューではグラフコントロールの上側にシリーズの塗りつぶし折れ線グラフが表示され、下側にシリーズが表示されます。積み上げグラフの 1 番上の線は、そのグラフコントロールに含まれているすべてのシリーズからのデータの集計値を示します。例えば、シリーズ A の最初の値が 3 で、シリーズ B の最初の値が 5 なら、両シリーズを含む積み上げグラフの最初のデータ点は 8 になります。
図 6-33 積み上げグラフの例
積み上げグラフの例

積み上げグラフは、グラフ内のシリーズの 1 つのみでイベントがカウントされる場合に適切なグラフです。例えば、読み取りデータのヒット数と読み取りデータのミス数の両方がグラフに含まれている場合に役立ちます。
[オーバーレイ(Overlay)]
オーバーレイグラフではグラフコントロールで定義されている個々のシリーズの折れ線グラフが表示されます。線の下の領域の色はシリーズコントロールで個々のデータセットに定義されている色になります。グラフコントロールの上位のシリーズは下位のシリーズの後ろに表示されます。したがって、グラフコントロールで最初のシリーズ A の値が 3 であり、値が 5 のシリーズ B が 2 番目になっていると、シリーズ B が手前に表示されるのでシリーズ A はシリーズ B の後ろになって見えなくなります。そのため、オーバーレイグラフでは、値の大きなシリーズをグラフコントロールの上位に置くことが重要になります。シリーズのコントロールはドラッグアンドドロップで順序を入れ替えることができます。
図 6-34 シリーズ A のデータがシリーズ B のデータに隠れて見えなくなっている
シリーズ A のデータがシリーズ B のデータに隠れて見えなくなっている

オーバーレイグラフは同じグラフの複数シリーズでカウントされるイベントがある場合に適しています。データ読み取り要求数(Data Read Requests)とデータ読み取りヒット数(Data Read Hits)がその良い例です。
対数
log10(y) スケール上のすべてのデータ点を表示します。ここで y はグラフ内の各 Y 軸データ点です。この Y 軸修飾子は、グラフ内の最小値と最大値の間に大きな差異がある場合に便利です。このような大きな差異があるグラフでは、グラフの値が低いほうのデータ点同士を区別するのは困難です。Y 軸修飾子を[対数]に設定すると、このような場合のデータがよりわかりやすく表現されます。Streamline では対数グラフに一連の水平線が表示されます。これらの水平線はそれぞれ、10 の累乗による値の増加を表すため、データ点 A がデータ点 B よりも高い線の上にある場合、A は B よりも 10 倍大きい値になります。

Streamline の対数グラフのデータ点の実測値が 1 より小さい場合、0(ゼロ)値として Streamline グラフに表示されます。それは、このようなデータ点の対数値は負の数値になる可能性があるためです。
図 6-35 対数スケール
対数スケール

名称
このフィールドにグラフの題名を入力します。タイムラインビューではハンドル上部に題名が表示されます。
選択項目の平均
このオプションをオンにすると、クロスセクションマーカによる選択が行われた場合、選択に含まれているすべてのビンの平均値が表示されます。オフの場合、オーバーレイはすべてのビンの平均値になります。
[Average Cores(コア平均)]
マルチコア表示コントロールを使用してコアごとのデータを表示するようにしていない場合、このオプションをオンにすると、マルチコアのグラフの値は個々のコアの平均値になります。このグラフコントロールオプションをオフにすると、マルチコアのグラフはすべてのコアの合計を表示します。
割合
割合グラフでは、値が 0 ~ 100% で表記されます。
[Save as Snippet(スニペットとして保存)]
現在のグラフをスニペットとして保存します。保存した後、このグラフを今のままの設定でタイムラインビューに追加するには、タイムラインビューの左下にある[Snippet(スニペット)]メニューを使用します。
[Remove Chart(グラフの削除)]
タイムラインビューから現在のグラフを削除します。グラフをスニペットとして保存してある場合、後で[Snippet(スニペット)]メニューを使ってタイムラインビューに追加することによって復元できます。
関連する概念
6.19 タイムラインビューのグラフコンフィギュレーション
6.22 [Snippet]メニュー
関連する作業
6.23 [Snippets(スニペット)]メニューを使用した既存のグラフの追加
6.24 [Snippets(スニペット)]メニューを使用したタイムラインビューへの新しいグラフの追加
関連する参考文書
6.21 グラフコンフィギュレーションシリーズのオプション
6.26 [Snippets(スニペット)]メニューのボタン
6.25 [Snippets(スニペット)]メニューのコンテキストメニューオプション
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