VRECPE および VRSQRTE

VRECPE(ベクタ逆数の推定)は、あるベクタに含まれる各要素の逆数の近似値を見つけ、その結果を 2 番目のベクタに返します。

VRSQRTE(ベクタ逆平方根の推定)は、あるベクタに含まれる各要素の逆平方根の近似値を見つけ、その結果を 2 番目のベクタに返します。

Show/hide構文

Vop{cond}.datatype Qd, Qm
Vop{cond}.datatype Dd, Dm

各パラメータには以下の意味があります。

op

RECPE または RSQRTE を指定します。

cond

任意の条件コードを指定します。

datatype

U32 または F32 を指定します。

Qd, Qm

クワッドワード演算で使用するデスティネーションベクタとオペランドベクタを指定します。

Dd, Dm

ダブルワード演算で使用するデスティネーションベクタとオペランドベクタを指定します。

Show/hide有効範囲外の入力を指定した場合の結果

Table 24 に、有効範囲外の入力値を指定した場合の結果を示します。

Table 24. 有効範囲外の入力を指定した場合の結果

 オペランド要素(VRECPEオペランド要素(VRSQRTE結果要素
整数<= 0x7FFFFFFF<= 0x3FFFFFFF0xFFFFFFFF
浮動小数点NaNNaN、負の正規、負の無限大デフォルトの NaN
負の 0、負の非正規負の 0、負の非正規負の無限大[a]
正の 0、正の非正規正の 0、正の非正規正の無限大[a]
正の無限大正の無限大正の 0
負の無限大 負の 0

[a] FPSCR (FPSCR[1]) では、ゼロによる除算の例外ビットが設定されます。


Show/hide関連項目

参照:
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