VCVT(固定小数点または整数と浮動小数点間)

VCVT(ベクタ変換)はベクタの各要素を以下のいずれかの方法で変換し、結果をデスティネーションベクタに返します。

Show/hide構文

VCVT{cond}.type Qd, Qm {, #fbits}
VCVT{cond}.type Dd, Dm {, #fbits}

各パラメータには以下の意味があります。

cond

任意の条件コードを指定します。

type

ベクタの要素のデータ型を指定します。以下のいずれかになります。

S32.F32

浮動小数点から符号付き整数または固定小数点への変換

U32.F32

浮動小数点から符号なし整数または固定小数点への変換

F32.S32

符号付き整数または固定小数点から浮動小数点への変換

F32.U32

符号なし整数または固定小数点から浮動小数点への変換

Qd, Qm

クワッドワード演算で使用するデスティネーションベクタとオペランドベクタを指定します。

Dd, Dm

ダブルワード演算で使用するデスティネーションベクタとオペランドベクタを指定します。

fbits

このパラメータが指定されている場合は、固定小数点数の小数部ビットを指定します。それ以外の場合は、浮動小数点と整数間の変換になりますfbits は 0 ~ 32 の範囲で指定する必要があります。fbits を省略した場合、小数部ビットは 0 になります。

Show/hide丸め

整数または固定小数点から浮動小数点への変換では、近似値への丸めを使用します。

浮動小数点から整数または固定小数点への変換では、ゼロ方向への丸めを使用します。

Show/hide関連項目

参照:
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Non-ConfidentialID081711