| |||
Home > ディレクティブリファレンス > その他のディレクティブ > ATTR |
ATTR
セットディレクティブは、ABI ビルド属性の値を設定します。
ATTR
スコープディレクティブは、設定値の適用先の有効範囲を指定します。
ATTR
FILESCOPE
ATTR
SCOPEname
ATTR
settype
tagid
,value
各パラメータには以下の意味があります。
name
セクション名またはシンボル名を指定します。
settype
次のいずれかを指定できます。
SETVALUE
SETSTRING
SETCOMPATIBLEWITHVALUE
SETCOMPATIBLEWITHSTRING
tagid
属性タグ名(またはその数値)を指定します。これは、ARM アーキテクチャの ABI で定義されます。
value
に依存します。settype
32 ビット整数値(
が settype
SETVALUE
または SETCOMPATIBLEWITHVALUE
の場合)
NULL 終端文字列(
が settype
SETSTRING
または SETCOMPATIBLEWITHSTRING
の場合)
ATTR
FILESCOPE
ディレクティブに続く ATTR
設定ディレクティブは、オブジェクトファイル全体に適用されます。 ATTR
SCOPE
ディレクティブに続く name
ATTR
セットディレクティブは、名前付きセクションまたはシンボルだけに適用されます。
整数が必要なタグの場合、SETVALUE
または SETCOMPATIBLEWITHVALUE
を使用する必要があります。
文字列が来ることになっているタグの場合、SETSTRING
または SETCOMPATIBLEWITHSTRING
を使用する必要があります。
SETCOMPATIBLEWITHVALUE
と SETCOMPATIBLEWITHSTRING
を使用して、オブジェクトファイルも互換性を備えるタグ値を設定します。
ATTR SETSTRING Tag_CPU_raw_name, "Cortex-A8" ATTR SETVALUE Tag_VFP_arch, 3 ; VFPv3 命令は使用可能 ATTR SETVALUE 10, 3 ; 10 は ; Tag_VFP_arch の数値