--retain=option

このオプションを使用すると、コンパイラによって実行される最適化を制限できます。

Show/hide構文

--retain=option

option は、以下のいずれかになります。

fns

使用されていない関数が削除されるのを防ぎます。

inlinefns

使用されていないインライン関数が削除されるのを防ぎます。

noninlinefns

使用されていない非インライン関数が削除されるのを防ぎます。

paths

a||b から a|b への変換など、パス削除による最適化が行われるのを防ぎます。これにより、MCDC(Modified Condition Decision Coverage)テストがサポートされます。

calls

例えばインライン展開または末尾呼び出しによって、呼び出しが削除されるのを防ぎます。

calls:distinct

例えばクロスジャンプ(つまり、共通末尾パスマージ)によって、呼び出しがマージされるのを防ぎます。

libcalls

例えばインライン展開によって、ライブラリ関数への呼び出しが削除されるのを防ぎます。

data

データが削除されるのを防ぎます。

rodata

読み出し専用データが削除されるのを防ぎます。

rwdata

読み出し-書き込みデータが削除されるのを防ぎます。

data:order

データが並べ替えられるのを防ぎます。

option を指定せずに --retain を使用すると、エラーになります。

Show/hide使用法

このオプションは、検証、デバッグ、カバレッジテストなどの実行時に役立てることができます。それ以外のケースでは、特に必要ありません。

このオプションを使用すると、コードのサイズとパフォーマンスに悪影響が生じることがあります。

Show/hide関連項目

Copyright © 2010 ARM. All rights reserved.ARM DUI 0491BJ
Non-ConfidentialID011811